第4期生・スペイン留学便り ~アルカラ大学アルカリングア 4月編・その2~

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<大学の設備、図書館、キャンパスの雰囲気などを教えてください>
アルカリングアは日本、中国、台湾、ベトナム、アメリカ、フランスなど様々な国の生徒がスペイン語を学んでいます。校舎は100年以上前から使われている歴史ある建物です。そのような貴重な建物で学ぶことができるのもいい経験です。教室によって大きさは異なりますが、私のクラスはアルカリングアの中で1番広い教室を使わせていただいているのでとても快適で授業に集中できる環境です。これは運次第ですが(笑) 午前と午後で先生の年齢層も異なります。午前中は比較的年齢が高い、ベテランの先生が多いです。エネルギッシュで、パワフルで、とても分かりやすく解説してくれます。

アルカリングアの廊下
広すぎる教室

<ホームステイ先で楽しいことは何ですか>
ご飯を食べることです。私のパパとママは料理が非常に上手で、毎食楽しみにしています。パパはトルティージャというスペインのオムレツが得意料理なので、前に作り方を教えてもらいました。想像していたよりも手間がかかりましたが、とても美味しく日本に帰ってから家族に振る舞いたいなと思っています。また、隣村に住んでいる息子家族が週末にご飯を食べに来るのも楽しみです。お孫さんが3歳のMarioと5歳のSergioなのですが、とてもやんちゃでいつも賑わっています。最近は距離が縮まってきたので、これからはもっと仲良くなれるよういろいろ挑戦してみたいと思います。笑

マリオくん3歳のバースデーパーティー
スーパーマリオが大好きなマリオにマグカップをプレゼント

 

<イースターはどのように過ごしましたか>
アルカラでSemana Santa(聖週間)を初めて経験しました。街の道路をキリストとマリア様が飾られた2大の山車と楽器隊、山車を担いでいる人々(Costaleros)、そして 悔悟者(nazarenos)によって行われ、Las prosecioensを見ました。1週間続くお祭りはキリスト教を重んじるスペインならではのイベントであり、とても迫力がありました。キリストの誕生から復活までを1日ずつ1週間で表現しているので、毎日雰囲気が異なっていました。ある日は参加者全員が黒い服を纏い、観覧者も一言も話さず、街にお香の香りと鐘だけが鳴り響く不思議な日もありました。

嘆くVirgenマリア
アルカラが静まりかえった奇妙な日

☆H・S☆