<日本の授業との違いはありますか>
中国では1時限目の開始時刻が8:00-ととても早いので最初は慣れるのにとても苦労しましたが、今では朝早い方が頭がスッキリし勉強に集中できる気がします。授業はもちろん全て中国語で行われるため、先生の顔を見て話を聞かないと内容を聞き取る事ができず、授業が理解できません。そのため必然的に集中して授業を受けることができています。必修の授業はほとんど昭和の学生たちと一緒に受けているため、そこまでレベルの差異はありませんが、一般教養の授業は昨年から交通大学に在籍している他の国の留学生と受けることがほとんどなので、ついていくのが大変です。ですがグループディスカッションの時間にお互いの国について紹介し合ったりと、中国のみならず様々な国について知ることができます。
日本では授業の際に発言することはあまりありませんでしたが、こちらでは個人的に指名されて色々な質問を先生から投げかけられるため、積極的に発言するようになったところが、日本での授業態度と変わったところだと感じています。
<寮での生活について>
寮は桃李苑の1人部屋です。掃除などを全て自分で行うのは少し面倒ですが、クーラーやテレビ・冷蔵庫などの設備もあり、基本的に綺麗でとても快適です。食事は学校の学食を利用したり、外卖というフードデリバリーサービスを利用して部屋で食べることもあれば、昭和の学生何人かと外食することもあります。いずれも日本と比べるととても安くて美味しいです。洗濯は洗衣房というところでまとめて洗ってもらいます。最近では受付のおじさんと軽くおしゃべりできるようになりました。お風呂はシャワーしかないのでそろそろ湯船に浸かりたい頃です(笑)生活で不便に感じていることは特にないので、勉強に集中できる環境だと感じています。
<新生活を振り返って(反省点・改善したいこと)>
中国に来て1ヶ月が経ちました。こちらの生活には大分慣れて来ました。中国に来て1番感じることは、「聞く」ことの難しさです。日本語は中国語と同じ様に漢字を使用しているため、日本人にとって中国語を「読む」ことはさほど難しくありません。ですが、同じ漢字でも発音は全く違うことがほとんどなので、「聞く」ことはとても難しいです。「話す」ことはさらに難しいです。授業で先生の話を聞いたり、タクシーを呼んだり、買い物をしたりする際にまだ大変な思いをすることがほとんどですが、わからないで済ませず少しずつ理解していくことが大切だと思っています。先日、授業が一緒になった韓国人の学生とその友人の中国人の学生と遊ぶ機会がありました。ボーリングやカラオケをしたりと、楽しい時間を過ごすことができました。この留学を通して、昭和の学生で固まって行動するのではなく、自ら色々な友人を作り、そのようなつながりを大切にしたいと思います。また、ダブルディグリー2年留学をするに当たって、もっと中国のことについて理解を深めたい、とこちらに来て初めて感じました。なので日本から中国に関する書籍を送ってもらって、読書をすることで理解を深めたいと思っています。
☆M・Y☆