第9期生・中国留学便り ~上海交通大学 10月編・その3~

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<授業には慣れましたか。また、授業で大変なことは何ですか>
今学期については授業数は少ないものの、各授業の難易度が高く、新しく始まった授業に慣れるまで時間が掛かった授業もありました。例えば、現代文学の授業では、まず学ぶ作品の背景から理解しないといけないため、1900年代の中国の歴史を学ぶところから勉強し始め、作品自体を学び始めると本文に出てくる難しい単語を覚え、また文字だけで作品を理解するのは難しいため予習としてその作品の映画を見たりと幅広く学習する必要があります。今までは、中国語を学ぶ基礎の必修科目の法が比重が重かったですが、今学期からは中国文化を学ぶ専門的な授業が重くなったため、専門性が高くなり授業が楽しくなった反面、苦労も多くなりました。

<寮での生活で楽しかったことは何ですか>
私たち3年生は去年と変わらずに同じ部屋で生活をしているため、新たに楽しいと感じることは少なくなってきましたが、友達が近くに住んでいるので、週末に一緒に出掛けたり、授業のある日でもご飯を一緒に食べに行ったりとできるところが寮で過ごす良い点だと感じています。また、寮の守衛さんたちや清掃作業をしてくださるおばさんたちが笑顔で優しく話しかけてくれるので、その方たちに挨拶したり、世間話をしたりするのは楽しいです。

<国慶節と中秋節の連休はどのように過ごしましたか>
国慶節連休は上海の主要な観光地は人が非常に多く、出歩くことが億劫になってしまったため家で過ごすことがほとんどでしたが、一度だけ友達と京劇を鑑賞しに行きました。日本にいる際に京劇を見たことがあったのですが、その時はまだ中国語を習っていなかったため、日本語の字幕をみて物語を理解することが精一杯でしたが、今回は中国語の字幕だけで内容を理解できて、さらにその物語の背景なども知ることができたため、自分自身の成長を感じるとともに、日本でみた京劇よりも精度の高いアクションを見れて、感動しました。

国慶節に鑑賞した京劇の写真①
国慶節に鑑賞した京劇の写真②
国慶節に鑑賞した京劇の写真③
国慶節に鑑賞した京劇の写真④
国慶節に鑑賞した京劇の写真⑤

☆A・I☆