第5期生・スペイン留学便り ~アルカラ大学アルカリングア 12月編・その3~

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<テスト対策はどのようなことをしましたか>
今回の期末テストは授業時間も長く内容も複雑であったため、前回よりも力を入れて勉強した。対策は授業で習った内容の復習を行い、理解できなかった部分は先生や友達に質問し理解するようにした。また、スペイン語だけでは理解にかける場合は、日本で使用していた教材を活用した。リスニング対策としては、先生から教わったリスニング演習ができるサイトを利用し、ニュースや映画の広告などの聞き取りを行った。問題集などがないため、対策のやりにくさは感じるが、文法などの理解はよくできたと感じる。これからさらに難しくなるため、テスト前だけでなく早めに対策して、テストに備えたいと感じる。

日本から持参した教材①
日本から持参した教材②

<クリスマスはどのように過ごしましたか>
24日は夕方から親戚が私の家に集合し、11人で夕食を食べた。食卓にはスペインのクリスマスの定番の様々な料理が並び、どれもとても美味しかった。日本では七面鳥が定番であるが、私の家では子羊を焼いたものが出た。また、手作りのデザートもスペインの名物でとても美味しかった。夕食の後は、音楽をかけてダンスをし、コミュニケーションを楽しんだ。多くの人が集まり、とても緊張し、コミュニケーションも難しかったが、家族はとても親切でたくさん話しかけてくれて嬉しかった。25日は昼食を家族でとり、夕方にはさらに多くの親戚が集まった。日本のクリスマスとの違いをかなり感じることができた。家族と過ごす時間を日本より大切にしていていた。クリスマスを初めていつもとは違う形で過ごしたが、楽しむことができてよかった。

クリスマスディナーの様子
クリスマスに家族と

<今年を振り返って>
今年は私にとって挑戦の年であった。それは留学という形で初めて親元を離れ、知らない場所で生活しなければならなかったからだ。留学ために今年の上半期は勉強に励み、多くの準備をした。9月からは実際にスペインに来て、学校に通い、ホストファミリーと生活している。クラスでも家でもスペイン語だけの生活に最初は不安を感じていたが、周りの人に助けられた。すべてのことが初めての経験であり、様々な人と関わることで学ぶことがたくさんあった。また、クラスには世界各国の生徒がいるため、コミュニティが広がった。私はこの留学で毎日何かを経験し、学び、すごく充実した生活を送ることができている。もちろん、言葉の壁があり悩むことは多いが、それも試練だと思い努力しなければならないと考えている。クラスでの勉強、家族との会話、ボランティア活動など、今まで以上に頑張りたい。来年の6月まで留学は続くが、帰国するときにはさらに成長したいと考える。

☆A・H☆