<授業の予習・復習、自習は何をしていますか>
授業の予習に関しては、余裕があれば文法事項を日本から持ってきたテキストで見返しています。復習としては、その日に習ったことをノートにまとめ、授業内で出てきた単語を自分の単語帳に書いています。現在私のクラスでは、毎日の宿題の他にグループワーク課題、個人の長期課題、プレゼンテーションなど九月のインテンシブコースに比べるとやはり課題の量が多いため、あまり平日に自習の時間が取れません。そのため休日に自習としてテキストの授業で使用しなかったページを解いたり、日本で使用していた単語帳を復習したりしています。他のクラスメイトと比べて自分の単語力の乏しさを痛感しているので、この単語帳と授業内で扱った単語は次のコースが始まるまでに必ず覚えようと思います。
<ホームステイ先または学生寮での生活で大変なことは何ですか>
寮の設備が整っているので、快適な生活を送ることが出来ています。また寮内ではマジックショーや料理講座などの様々なイベントが企画されています。私の部屋の隣にコミュニティルームがあるので、スペイン人学生が夜遅くまで集まっていて騒がしい日は多いですが、特に問題はありません。スペイン人はパーティーが好きだと聞いていましたが、身をもって実感してします。一番難しいと感じる事は、日によってスペイン語を話せる機会が違うことです。コメドールで食事をしているのですが、そこが私たちにとって他の学生との重要な交流の場となります。コメドールに行くまで誰がいるかも分からず、自分からテーブルに混ぜてもらう必要があるので、三か月が経った今でも少し緊張してしまいます。よく一緒に食事をする学生は優しい学生ばかりで楽しく過ごすことが出来ていますが、日によっては自分の語学力や知識不足で、会話についていけなくなってしまう時もあります。また、土日は授業がないことに加え、コメドールで食事をしない学生が多いので、スペイン語を使う機会が極端に減ってしまいます。自らスペイン語の練習の機会を見つけに行く必要があると感じます。
<万聖節(諸聖人の日)は何をしましたか?また、インテルカンビオに参加した学生は参加してどうでしたか?>
日程が合えばインテルカンビオには積極的に参加するようにしています。昭和の先輩方に教えていただいたインテルカンビオは、スペイン語で会話する時間と日本語の時間が決まっていてお菓子などを食べながら自由に会話を楽しみ、最後にプレゼンテーションなどを行います。アルカリングアで行われるインテルカンビオは、アルカリングアに通う日本人とアルカラ大学で日本語を勉強している学生が参加していて、基本的にはグループワークを行います。どちらのインテルカンビオも内容や年齢層は違いますが、お互いに文化や言語を教え合い、同じ立場で会話をすることが出来るのでリラックスしてスペイン語を練習することが出来ます。また私は昭和で日本語教育の授業を履修しているので、どのように日本語を勉強しているのか知ることが出来て非常に興味深いです。
☆Y・T☆