第3期生・スペイン留学便り ~アルカラ大学アルカリングア 5月編・その2~

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<一番印象に残っている授業は何ですか>
一番印象に残っている授業は、1月から3月のセメスターの最初の授業で、先生が各生徒一人ずつスペイン語のクラスにおいて、得意な事と苦手な事を発表し学期が終わるときまでの目標を語り合うという授業です。今まで自分の苦手な分野を避けてた気がしたのですが、先生が1人ずつアドバイスを言い、その学期は目標を作り、苦手分野を克服する事を意識しながら取り組めたと思います。それ以降の学期も自分の中で目標を決め、何事にも達成する事を意識して取り組むことができるようになったと思います。

アルカラ大学のオープンキャンパスに参加
アルカラ大学のオープンキャンパスに参加

<留学して良かったと感じるのはどんな時ですか>

留学してよかったと思うことは、現地の人々とスペイン語で会話が出来ること、日常的にニュースなどを理解できるようになったことです。また、固定概念にとらわれず、多国の人と関わることで、世界的な思考で物事を考えるようになりました。自分が日本人としての誇りを持ち、また他の文化を受け入れていくことで自分の行動範囲が大きく変化したと感じます。ヨーロッパと日本では扱うニュースや問題が違うことが多くあります。留学したことで色んな問題があることを学び、そのことに対しての意見を色んな言語で理解できることがとても嬉しいです。

闘牛の祭りが始まり、闘牛に反対している人々がマドリッドでデモ。みなが闘牛が好きな訳ではないことに驚き
闘牛の祭りが始まり、闘牛に反対している人々がマドリッドでデモ。みなが闘牛が好きな訳ではないことに驚き

<スペイン留学を振り返って>
スペイン留学を振り返って、約9ヶ月間スペインでの暮らしは留学前と比べ自分の精神的な面での成長が出来たと感じます。人前で意見を言う事や、何事にも関心を向ける事、また多国の人々と関わり、先入観を捨て実際に感じた事を伝えていくことが大事だと思いました。学校では言語を超えた、スペインでしか学べないものを得られたと思います。慣れていくほど後悔も出てきて、留学前にもっとスペイン語を勉強しておけばよかった、ヨーロッパについて深く学んでおけばよかったなどの後悔もありますが、スペインに留学できた事、両親が後押ししてくれた事、全部含めて帰国後にこの留学をしっかりと将来につなげていきたいと思います。

5月に入りアルカラの街の気温が41度を記録。日中は日差しが強くサングラスが必須
5月に入りアルカラの街の気温が41度を記録。日中は日差しが強くサングラスが必須
土日の夕方は何かイベントが行われているアルカラの通り。これは踊りのパレード
土日の夕方は何かイベントが行われているアルカラの通り。これは踊りのパレード

☆M・F☆