国際学科3年生宮本芽依さん(中国語、本学と上海交通大学とのダブルディグリー学生)は2021年1月10日に行われた第38回全日本中国語スピーチコンテスト全国大会で、大学生部門第2位、日本放送協会会長賞受賞という快挙を成し遂げました。宮本芽依さんは、今年度すでに第38回全日本中国語スピーチコンテスト東京大会優勝・東京都日本中国友好協会会長賞、Panda杯全日本青年作文コンクール2020優秀賞(最高賞)、上海交通大学国際宣伝大使二等奨などの賞を収めています。
受賞後、宮本芽依さんは次の感想を述べました。
今回、全日本中国語スピーチコンテストで上記のような賞を受賞できたことは、中国語を勉強していく上で非常に大きな自信となりました。
上海交通大学での2年間の留学は新型コロナウィルスの影響により、半年で終わってしまいました。帰国してからは勉強に対するモチベーションを保つのが非常に難しく、自分の中国語に自信を持てない日々が続いていました。この状況で頑張るしかないと分かってはいるのに、「もし上海で留学できていたら今頃どれだけもっと流暢に中国語を話せただろう」「オンライン留学って本当に留学と呼べるのだろうか」など、ネガティブなことばかり考えていました。しかし、そんな中こうして目に見える形で結果を残せたことは、今まで自分がやってきた努力はきちんと意味があった、自分の中国語はきちんと進歩していた、と感じることができ、それが本当に嬉しかったです。
今回の大会で掲げた目標は「入賞」、結果は2位、喜ばしくも、どこかもどかしい気持ちでした。そんな時、坂東理事長著者『夢を実現する7つの力』で坂東先生が「現実に手に入れているのは夢見たことだけ」とおっしゃっていたのをふと思い出しました。今年は1位をとりに行く目標で、残り半年となった授業を全力で受けていきたいと思います。