スペインからの便り – マドリードのレティーロ公園での休日の過ごし方 –

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国際学科3年スペイン語選択のシホです。私は現在スペインの首都マドリードから30kmほど離れた街自体が世界遺産の古い学園都市で、「ドン・キホーテ」の作者であるセルバンテスが生まれた街、アルカラ・デ・エナーレスに留学中です。留学生活も3か月が過ぎ、寮での生活にもすっかり慣れました。授業ではみんなが積極的に発言をしてスペイン語力向上に努めていますが、日々新しく学ぶことが多く、予習復習が欠かせないため部屋にこもりきりになってしまうことも多いです。しかし外出してスペインの人や街の様子を感じることも重要なので、勉強と息抜きをバランスよくするようにしています。そこで、今日は週末の息抜きにぴったりの緑あふれるレティ―ロ公園とクロワッサンの食べ比べについてご紹介します。

レティ―ロ公園はマドリードの中心部にある、自然豊かな大きな公園です。プラド美術館からも歩いてすぐなので美術館鑑賞の後に寄ってみるのもおすすめです。スペイン人の憩いの場でもあり、散歩やジョギングをしている人も多く見られます。公園内には彫刻や噴水、建築物があり、観光も楽しめます。個人的には太陽の光の反射が綺麗なクリスタル宮殿がおすすめです。

レティ―ロ公園内クリスタル宮殿

公園内を散歩する人たち

「アルカチョファの噴水」と呼ばれるこの噴水は、アルカチョファ(=西洋アザミ)の実を象っていて、その実の上には、ヨーロッパには2つしかない堕天使の彫像が施されています。ぜひ探してみてください。

公園内には19世紀の王政復古の際に国王となり「ピースメーカー」の異名を持つアルフォンソ12世の像や池があって、池ではボートが楽しめます。