調査の目的は、住民の方から現在の食品関連事業の状況について伺い、伝統を継承しながら国内外へ向けてその魅力をどう発信していくかを、考えるためでした。意見交換会にご参加くださった村の事業者の方々からのお話から、経営規模の違いはあるものの、熱意をもって事業に取り組んでいることが伝わってきました。交換会では、真剣な話の中で、長く携わっている方なりの発言に笑いがでるなど、対面ならではの機会に元気づけられました。国際女性デーの3月8日、ベトナムでは、男性が女性へ感謝の気持ちを伝えたり、贈り物をしたりする風習があるそうです。高尾教授も花束を渡し、今回の調査にご協力いただく村の方に感謝の意を伝えました。(村松朱喜)