図書館3Fフリーラーニングスクエアでは、ミニ展示「中東アラブ・イスラーム世界」を開催中です。

イスラームの伝統が根付く中東のアラブ世界は、古くから都市文明が栄えてきた地域である一方で、その現代の姿は、報道で目にするだけではイメージしづらくもあります。
今回の展示では、衣食住、芸術・建築、文学、現代史をはじめ、この地域の生活世界を知る手がかりとなる本を集めました。
イスラーム
日常のなかの信仰、お金と経済の考え方など、イスラームを知る入門の本を集めました。
『イスラームからお金を考える 』
お金の貸し借りに利子を使わないなど、資本主義とは少し異なる商業の営みのあり方を解説した本です。
装飾・服飾
伝統衣装を彩る刺繍モチーフや指輪など、身に着けるかざりを扱った本を紹介しています。
『世界のかわいい民族衣装』
シリア、パレスチナの伝統衣装を象徴するクロスステッチ刺繍の本です。花や植物、鳥、農具など身近なモチーフが組み合わされています。
建築
人びとが礼拝のために集うモスク。その建築文化と美術に関する本を集めました。
『世界の美しいモスク』
肖像を用いないイスラームでは、アラビア文字幾何学(きかがく)アラベスク模様が建築美術に多用されています。
食文化
オリーブ、煮込み料理、スパイスなど普段の食卓と祝祭日の食べ物から文化を探る本を集めました。
現代社会
政変や民主化、軍事占領と封鎖の現状。その政治・社会的背景を解説する本を集めました。
『パレスチナのちいさないとなみ』
オリーブ栽培、スイーツ菓子屋、漁師など、パレスチナの働く人々を写したフォトブックです。
軍事占領下の生活の実態と、パレスチナの歴史も 丁寧に綴られています。
文学
モロッコの女性文学、レバノンの散文詩、パレスチナの抵抗文学を含む、アラブの現代文学を紹介しています。
『火によって 』
抑圧政治、腐敗、貧困から、個人の尊厳を描いた小説です。