2016年7月

コレクション紹介1 バリの魔女、ランダ [2016年07月25日(月)]

光葉博物館では様々な資料を収蔵しています。
ベル、仮面、郷土玩具、漆関連資料、中国の硯、民具など。
特別展や企画展での展示以外に、大学の授業でも活用されています。

そのコレクションの中からおすすめの1品を紹介したいと思います。

001_インドネシア・バリ・黒ランダ

ランダ(黒)

001_インドネシア・バリ・白ランダ

ランダ(白)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1回目は仮面コレクションから「ランダの仮面」を紹介します。
インドネシア・バリの民族舞踊といえば、「バロンダンス」「ケチャダンス」「レゴンダンス」です。
バロンとケチャダンスはインド叙述詩や、バリ王朝史が盛り込まれた物語仕立ての歌劇です。宮中で王様たちが見て楽しんでいた踊りが基になっているものがレゴンダンスです。こちらは衣装が大変華やかで踊り自体の技術も高いのだそうです。

さて、肝心の魔女ランダはというと、バロンダンスに登場します。
11世紀ごろのジャワ島で栄えたクディリ王朝にまつわる「チャロナラン劇」が基になっています。魔力を持つ国王の未亡人チャロナランと、聖者ウンプー・バラダの戦いが描かれています。延々と続く善と悪の戦いが描かれています。
チャロナランはやがて「死や悪」を象徴する魔女ランダへ、バラダは「生や善」を象徴する聖獣バロンへと変化していきます。
バリ・ヒンドゥー教では、すべての物事が“生と死”・“善と悪”といった形でバランスよく共存することで、世界が成り立つと考えられています。
「バランスよく共存」することは、「バロンとランダの力が拮抗」していることなので、戦いの決着が付かないのです。

本資料のランダは黒い髪に4本の牙、大きく見開いた目は飛び出ており、長い舌が垂れ下がっています。
髪を含む全長は140㎝です。

私には老婆に見えますが、黒魔術を志す者には美少女に見えるそうです。
あなたはどのように見えますか?

ちなみに白いランダは、現在開催中の収蔵資料「世界の仮面」で展示しています。
9:00‐17:00、7月29日(金)まで。

収蔵資料展「世界の仮面」 開館しました! [2016年07月24日(日)]

学生たちが、博物館実習Ⅰの授業で企画展示に取り組んできた収蔵資料展「世界の仮面」がはじまりました。

【開催期間】2016年7月24日(日)~7月29日(金)

【開館時間】午前9時~午後5時

【開催場所】研究館1階 光葉博物館

【入場料】無料

16mask-m

展示室を利用した博物館実習 ③ [2016年07月24日(日)]

7月22日(金)は、展示室での展示作業の3日目。

展示仕上げの日です。

さて、当日中に完成するでしょうか。

各グループ、展示準備のラストスパート!

0722d

「中国」グループ

0722a

「インドネシア・バリ島」グルーブ

0722b

「ヨーロッパ」グループ

0722c

「アフリカ」グループ

展示室を利用した博物館実習 ② [2016年07月19日(火)]

7月15日(金)は、展示室での展示作業の2日目。

各グループは、与えられた空間の中で、展示資料の「仮面」が、より活きてくる展示方法を模索しながら、作業を進めています。
例えば、壁掛けにするのか、台に置くのか。
壁には何の器具を使い、どう取り付けるのか。
置く台の種類、サイズ、角度はどうするのか。
資料にやさしく、安全に展示するにはどうするのか。
パネルやキャプションをどこに配置し、どのように付けるのか・・・など。

展示ケース内での展示作業

展示ケース内での展示作業

DSCF7640 (640x479)

パネル取付中

DSCF7641 (640x480)

パネルの取付位置検討中

DSCF7646 (640x480)

展示資料とパネルの位置を検討中

この日は、パネルやキャプションを取り付ける作業に入ったグループがいくつかありました。
パネルは、位置の調整や水平に取り付けるのが、むずかしいです。展示ケース内の場合は、グループのメンバーに外からバランスを見てもらい、声を掛け合って取り付けていきます。

 

展示室を利用した博物館実習 ① [2016年07月08日(金)]

博物館学芸員課程の必修科目「博物館実習Ⅰ」では、学生たちが、展示の基礎を学ぶため、当館の展示施設と収蔵品を活用して、企画展示に取り組みます。

今年のテーマは、世界の仮面。

日本、韓国、中国、インドネシア・ジャワ島、インドネシア・バリ島、オセアニア・南北アメリカ、アフリカ、ヨーロッパの8つのグループに分かれて、世界各地の生活習慣や芸能文化を映した様々な仮面を展示します。

今日は、展示室での展示作業の1日目。

4月から企画案をまとめ準備を進めていた仮面や民族資料などを、実際の展示ケースや壁面を使い、展示してみました。

7月24日(日)からの公開に向け、展示室での準備は、あと2回。

学生ならではの視点でとらえた仮面の世界。どんな展示になるのか、楽しみです!

DSCF7622 (640x480)

展示台を準備し、資料を搬入します

DSCF7616 (640x480)

ボディには、何が展示されるのかな?

DSCF7626 (640x480)

ただいま展示作業中 その1

DSCF7625 (640x480)

まだまだ展示途中です

DSCF7619 (640x431)

展示作業中 その2