<日文便り>
4月23日(土)、「第3回昭和女子大学日文公開講座」を開催しました。
今回は、「外国人に日本語をおしえるには?」をテーマに本学教員の西川寿美先生、大場美和子先生、植松容子先生の3名によるオムニバス形式でおこなわれました。
当日は、一般の方をはじめ、高校生、他大学の学生さんなども来場し、本学関係者を含め100名ほどの受講者が参加しました。
外国人との会話にみる「これ」「それ」「あれ」の指示詞や、「あいづち」など、具体例を取り上げた講義の他、本学で学ぶ留学生5名から日本語学習の実際的な話を聴くなど、日本語教育や、異文化コミュニケーションに興味のある方は勿論、普段外国人と接する機会のある方にも親しみやすく楽しめる講座となったのではないでしょうか。
当日アンケートにご回答くださった方の感想を一部紹介します。
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留学生からのお話が聞けてすごく面白かったです。留学生の方々の勉強法を私も英語の勉強に生かそうと思います。
外国人に日本語を教えたい人にうってつけの講座だと思った。文化や言語の違いについて、あいづちや指示語に限らずもっと詳しく聞きたいと思った。今日こられて本当によかったと思った。
在学中は日本語ボランティアなどにも参加しておりましたが、社会人になり時間の関係で参加できずにいました。また再開しようと考えていたところこの講座があることを知りました。日本語ボランティアは一方的な教授ではなくコミュニケーションであるので、学習者のニーズや環境を考えることや、相づちについてなど非常に興味深かったです。自分自身の学習意欲も高まりました。
普段普通に使っている日本語を改めて振り返ってみるとても良い機会でした。仕事柄外国人の方から日本語のことで質問されることがあるので、活かしていきたいと思います。
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ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
本学科では今後も学外に向けた公開講座を予定しております。
情報はこちらで紹介いたしますので、ぜひまた次回もお越しください。
(IK)