前期特殊研究講座が開催されました

<日文便り>

5月13日金曜日4限に前期特殊研究講座が開催されました。

講師としてお茶の水女子大学教授の荻原千鶴氏をお招きしました。
荻原千鶴氏は上代文学を中心に、特に『風土記』、『水経注』、『日本書紀』、『古事記』、『正倉院文書』等を研究なさっています。
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今回の講座では、「日本古典文学における「橋」」という題目で、
『万葉集』をはじめ、『古事記』や『日本書紀』、『源氏物語』、『源平盛衰記』、『平家物語』等の
様々な古典文学作品に登場する「橋」についてご講演頂きました。

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一言に古典文学と言っても、時代の幅は広く、多くの作品があります。
数ある作品の中で、共通する一つのキーワードに着目することにより新たな糸口を発見できることに学生は気付かされたのではないでしょうか。

荻原先生、貴重なご講義を本当にありがとうございました。

 

(YD)