<授業風景>
今日は日本語教育を専攻する大学院の授業について少しご紹介します。
日本語教育専攻の大学院生は、現在修士課程に6名、博士課程に5名在籍し、他にも研究生や科目等履修生として授業に参加する学生たちがいます。
日本語教育専攻の大学院生の一つの特徴は、留学生が多いことで、学生数の8割以上が留学生です。
大学院生は、学部の4年間だけで充足せず大学院に進学することを決めただけでも向上心の強い人たちだとわかりますが、特に留学生は、母国を離れて(おそらく多くのことを犠牲にしてでも)学びたいという強い動機が感じられます。
一方、日本人学生は社会人で、すでに実際の日本語教育現場で教えながら、研究について学びたいという人たちで、こちらも教授経験に基づいた強い問題意識と熱意が感じられます。授業は、多くは学生の発表や学生間の議論など、学生中心に行われます。さまざまな文化を背負った留学生とさまざまな社会経験を持つ社会人学生との接触は楽しく、議論は刺激に満ちています。
(YO)