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2017年2月

  • 2017年2月27日

冬の花

<日文便り> 「花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは」(「徒然草」137段) ではないが、花の盛りの温暖な季節よりも、寒い冬に咲く花が、私は好きだ。 今のキャンパスには、椿の花が至るところに咲いている。 最も大輪なのは、1号館前の赤い椿。 朝、 […]

  • 2017年2月24日

久下研究室だより

<日文便り> 昭和女子大学紀要『学苑』1月号には拙論「大納言道綱女豊子について―『紫式部日記』成立裏面史―」が掲載されています。当該『日記』に最も登場回数が多い紫式部の同僚女房の「宰相の君」が道綱女豊子なのですが、彼女の存在、役割が他の女房と異なるか […]

  • 2017年2月16日

日本文学研究会が開催されました

<研究室便り> 2月8日(水)に日本文学研究会が行われました。 日本文学研究会は、学内の日本文学・日本語学に興味・関心のある教員による研究会で、 毎年1回開催しています。 今年度は、二つの発表が行われました。 「日本近代文学における芭蕉の受容――太宰 […]

  • 2017年2月15日

受験生のみなさんは輝いている!!!

受験生のみなさんへ 高校3年生のみなさんは受験シーズンまっ只中ですね。 本学では、1月の終わりと2月の始めに一般入学試験が行われました。 私は誘導をしていたのですが、受験生のみなさんの試験に臨む姿をみていて、 こちらがパワーをもらったように思います。 […]

  • 2017年2月12日

ゼミ説明会を行います

<在学生の方へ> 日本語日本文学科2年次生を対象としたゼミ相談会を三日間に亘り行います。 一日目は2月8日に言語コースの説明会を行いました。 日本語学から二つのゼミ、日本語教育から二つのゼミが、 2年生に向けて、ゼミの概要、担当教員の紹介、ゼミ学生か […]

  • 2017年2月10日

『死者の書』を見て。

<日文便り> 1月27日(金)に銕仙会能楽研修所で、「すずしろ」による物語る演劇、折口信夫『死者の書』を見ました。能舞台に三名の当麻の語部が登場し、物語を語っていきます。何かが乗り移ったかのような畳みかけるような迫力でした。南家郎女は胴体だけの人型で […]

  • 2017年2月8日

海外から日本文学研究者をお招きしました~タフツ大学 チャールズ・イノウエ先生~

<日文便り> 【チャールズ・イノウエ先生の特別授業】 泉鏡花の文学の特質について愛の彩りが「紅白」で表現されていること、愛の実現における男女の「強さ」の違いなどを、多くの画像を示しながら、お話しくださいました。   【学生の感想】 ◆吉田先生の講義を […]

  • 2017年2月6日

海外から日本文学研究者をお招きしました~上海交通大学 呉保華先生~

<日文便り> 上海交通大学の呉保華先生が志賀直哉の処女作の一つ、童話「菜の花と小娘」(大正8年)を題材として講義をして下さいました。 「菜の花と小娘」あらすじ 山で仕事をしていた小娘は、夕方家路についた時、たった一輪他の花から離れた所に咲いていた菜の […]