2018年6月

大学のイメージ [2018年06月12日(火)]

5月に、大学間の協定に関する打ち合わせのため、国際交流課の職員さんと一緒に、
イタリアのトリノ大学(University of Turin)とベネチア大学(Ca’Foscari University of Venice)を訪問してきました。
今回はトリノ大学について書きます。
   

近代的な建物も歴史的な建物もどちらもトリノ大学です。
青い電光掲示板は授業の教室や休講などの情報が出ています。
授業時間は120分で休憩時間はなく、授業の開始・終了は個々の授業担当教員と
学生の意志に任されているそうです。
教室が市内に点在していて移動に時間がかかるため、120分を移動も含めて利用しているそうです。
「大学の授業」のイメージが日本と全く異なるのではないでしょうか。

次の写真は図書館です。
  

勉強している学生さんたちもたくさんいました。
これは「大学の図書館」のイメージ通りでしょうか。

「大学」といって思い浮かべるイメージは、国や地域によって実はかなり異なります。
何が同じで何がどのように異なるのか、自分で留学して確かめてもいいですし、
学内外の留学生と話し合ってもいいのではないでしょうか。
普段、当たり前に思っている「大学」も、国際交流へとつながる会話のきっかけになると思います。

《OB》

受験生の方へ [2018年06月06日(水)]

〈受験生の方へ〉

古典というと、何だか難しくて大変だと思われるかも知れませんが、
各種注釈書、現代語訳が非常に充実しているため、最初のうちはそれらを
頼りに読んでいけばよいかと思います。繰り返し読んでいるうちに、
作品の行間に凝縮されている言葉の意味、ひいては作者のメッセージを
自ずと読み取れるようになります。そして読んで感動することも大事です。

大学の古典授業では、昔ながらの古語辞書を片手に現代語訳の作業に
悪戦苦闘するやり方はもう通用しないのです。例えば『源氏物語』を
講読する授業ではバリエーション豊富な「源氏絵」などの画像を通して、
主な女性登場人物を取り上げながら、物語におけるそれぞれの人物の役割に
ついて講義し、平安貴族女性の生き方や心のあり様、さらには王朝貴族の
婚姻制度、衣装、住居、調度などの文化的事象を物語の中から探ります。


文学作品には必ず作家の生きた時代背景が込められているはずです。
そのため、紫式部の生きた時代の漢文日記やその他の歴史的資料を参考に
『源氏物語』を立体的に読み解いていくことを心掛けています。
また学生同士がディスカッションを通して各々の考えを発表し、時には
平安時代の生活様式を実体験するために、几帳や屏風も作ったりします。
期末試験では、従来通りの筆記試験ではなく、自分が授業を通して何を
学んだのか、学んだことについてプロジェクターを駆使しながら発表する
という形を取っている時もあります。いつか皆さんと一緒に古典授業の
楽しいひと時を過ごすことができるように願っております。

〈SK〉

日本語教育海外実習・日本語パートナーズ報告会 [2018年06月01日(金)]

<日文便り>

5月7日(月)、日本語教育に関する報告会がふたつ行われました。

まず、昼休みは、日文開設「日本語教育Ⅱ(日本語指導実践(3)海外)」の報告会を行いました。
実習先は、韓国(ソウル)、ベトナム(ハノイ)、インドネシア(ジョグジャカルタ)にある
協定大学の日本語プログラムです。
今回は、昨年度後期に実施したインドネシア ガジャ・マダ大学での実習の様子が報告されました。
「大学連携日本語パートナーズ」として国際交流基金の支援を得て実施されました。

夕方は、日本語パートナーズの報告会を行いました。
国際交流基金アジアセンターが実施している”日本語パートナーズ” は、アジアの中学・高校などの
日本語教師や生徒のパートナーとして、授業のアシスタントや、日本文化の紹介を行います。
昨年度は本学から2名の学生が派遣されました。

どちらの学生からも、プログラムに熱心に取り組んだ様子が伝わってきました。
今回の経験を、これから自身の将来に活かしていってほしいと思います。

(IM)