変わらないもの [2020年04月07日(火)]

<日文便り>

皆さん、お元気に過ごされていますか?2020年は思ってもみなかったスタートでしたね。
いつ終わるのか分からない不安と同時に、世界はこれほどまでに繋がっているのだと実感しました。
どうか皆さんも無事にお過ごしください。少しでも事態が早く収束しますように。。

さて、話は変わりますが、最近私の周囲では多くの友人が子育てに奮闘中です!
私も赤ちゃんや子供に少しでも好かれる為、本屋に行っては絵本を物色しています。
そこで驚いたのが、私が小さい頃ボロボロになるまで読んでいた絵本達がいまだに現役バリバリで店頭に並んでいた事です。
もう●年も前の子供と現代の子供が同じ絵本を読んで育つ、、トレンド関係なくやはり名作は何年経っても名作なのですね。
それは絵本が私たちにいつの時代も変わらない、人として生きていく上での基本的且つ普遍的な事を教えてくれるからなのかな、と思いました。
なので絵本は大人になっても読み続けていると、日々の生活で忘れてしまった事に気付ける機会にもなります。

ここで私がその多くの名作絵本の中から、特にお薦めしたい2冊を紹介させていただきます。

まず一冊目は、
『あなたのいえ わたしのいえ』(加古里子作 1969年 福音館書店)です。
これは私たちの家についてのお話です。まず雨などを避ける為に屋根をつけることから始まり、壁、ドア、戸締り、床、、とどんどん自分たちに必要なものを工夫して家に取り付けていきます。
至ってシンプルな話ですよね。にもかかわらず、何度読んでも段々と家らしくなっていく過程を見る度にわくわくしてしまうんです!
加古さんの作品はだるまちゃんシリーズが有名ですが、こちらも是非チェックしてみてください。

続きまして二冊目は、
『おふろだいすき』(松岡享子 1982年 福音館書店)です。
主人公のぼくがお風呂に入ると、普通の家の浴槽からウミガメ、ペンギン、カバと次から次へと飛び出してきます。そして最後には巨大な●●まで、、!!タイトル通りお風呂に入るのが楽しくなる事間違いなしです。
また私はこの本をある指針として読んでいます。
例えば読んだ際に、一般家庭のお風呂から動物が次々出てくるなんて非現実的だなあ、などのように自分が少しでも考えていたら、ああ今の私は柔軟な考えを受け入れられない余裕の無さなんだわ!と反省し、心を休める時間を取るようにしています。

皆さんが小さい頃何度も読んだ絵本は何ですか?もし子供の頃以来読んでいなければ、よければ一冊読み返してみませんか?
きっと新しい視点で楽しめるはずです。

(CC)