2020年3月に卒業したNさんが、7月21日に研究室へ遊びに来てくれました!
Nさんは実は日文ではなく英コミの卒業生です。
え?日文ではなく英コミ?と思われた方。
日本語教育修了証を取得する学生は、もちろん日文の学生が最も多いのですが、他学科(英コミ、国際、ビジネス、福祉、現代教養、管理栄養…)の学生も多いのです。
その日は英コミのゼミでお世話になった先生にご挨拶するために大学にいらっしゃったのですが、ついでに私の研究室にも立ち寄ってくれました。
Nさんは秋からアメリカの大学院に進学するかたわら、現地の大学で日本語教育のTAをします。
本当は去年に出発する予定だったのですが、この状況下で1年延期となりました。
待機の間もブラッシュアップを続け、昨年夏に開催した「日本語教育能力検定試験合格のためのピアサポート講座」でも講師役を引き受けてくださり、その結果、試験に見事合格?
渡航を祝して、山本晶子先生(中世文学)と私が担当していた「日本文化発信プロジェクト」で製作した冊子『ことばから広がる狂言の世界』、『狂言のことばを楽しもう!-「附子(ぶす)」-』をお渡ししました。
きっと現地で日本文化関連の授業を担当したり、学生から質問を受けたりすることもあると思います。
そんな時は是非この冊子を活用して、狂言のことを伝えてください!
もしこちらがお力になれることがあれば、オンラインでの合同授業も歓迎します??
Nさん、渡航が決まって本当に良かったですね。
常に状況を前向きに受け止め、今できる努力をたゆまず続ける姿勢、本当に素晴らしいです。
体に気を付けて、思い切り悩み、考え、行動し、実りある留学生活をお過ごしください!
(植松 容子)