日文ブックリレー第17回

インスタグラムで始まった「日文生ブックリレー」をブログでも掲載しています。
今回で第17回目です。

日文のインスタグラムは以下の通りです。日ごろのイベントなどをアップしています!
是非覗いてみてください。
日文アカウント:@swu_nichibun_official

本を通じて日文生同士はもちろん、受験生の方とも繋がっていければ嬉しいです。
今回も3年のお2人です👩

①AIさん🌚

私が紹介する本は北野勇作「100文字SF」です。
この本は、著者のツイッターで発表された作品を抜粋しまとめられたものです。
SFをテーマに100字で構成された話が二百篇収録されています。

たった100文字だと侮るなかれ!
100文字さえあれば宇宙や過去に行けてしまいますし、文明だって滅びます。

時間や空間を忘れたい!ちょっと息抜きに地球から離れたい!と思った方にぴったりな1冊となっています。
あなたの想像力と共にぜひ、お気に入りの一篇を見つけてみてください。

次はミステリーとファンタジー小説にハマっているK・Uさんです!

②KUさん☽

こんにちは!ミステリーとファンタジー小説にハマってるK・Uです。

最近は荻原規子さんの勾玉三部作を読んでいます。
今回私が紹介する本は、凪良ゆう「流浪の月」です。
昨年の本屋大賞に選ばれた本なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

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両親と別れ、母方の伯母の家で暮らす更紗は9歳の時、誘拐事件の被害者となる。家に帰りたくない更紗に声をかけ、2ヶ月間一緒に過ごした19歳の佐伯文が犯人として逮捕される際、更紗が泣き叫ぶ様子が居合わせた人々に撮られ、拡散されていく。

更紗は「可哀想な被害者」文は「ロリコンの誘拐犯」というレッテルを貼られてしまう。

事件から15年後、更紗と文が再び出会いーー

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この本では、「事実と真実は違う」ということが語られています。
事実だけを切り取ると加害者と被害者の2人ですが、実際は伯母の家で生きづらさを感じた更紗が自分の意思で文について行き、2人はささやかながら幸せな生活を送っていたのです。
大人になってからも、「誘拐事件の被害者」というレッテルはついて回っており、
息苦しさのようなものを読んでいてとても感じました。

また、「半透明の氷砂糖みたいな声」「甘くて冷たい磨りガラスみたいな声」など比喩表現がとてもお洒落で、想像力を掻き立てられます。

「流浪の月」は派手な展開はないものの、ゆっくりと心に沁み入るような素敵な作品です。

興味を持っていただけましたら、是非手に取って読んでいただきたいです!!

お次は、最近お笑い番組を見るのにハマっているA・Mさん、よろしくお願いします?‍♀️

(CC)