<日文便り>
本学名誉教授であり、書家の槍田良枝先生が個展を開催されます。
皆さま、ぜひ足をお運びください。
会期:令和4年7月12日(火)~17日(日)
11時~19時(最終日は17時まで)
会場:東京銀座 鳩居堂画廊3階
東京都中央区銀座5-7-4
TEL:03-3574-0058
後援:書道堂分会
全日本書道連盟
芭蕉は「西行の和歌、宗祇の連歌、雪舟の絵、利休の茶に貫通するものは一なり」と記し、
「風雅の誠」を求めて、俳諧に新たな一面を拓きました。
芭蕉の句の新しさの根柢には古典があり、
その革新性、思索性、象徴性は近代の文学に大きな影響をあたえました。
現代においても魅了されてやまない芭蕉を、
「芭蕉の世界」、「近代の芭蕉」として表現してみました。
―朝雨
(芸術新聞社 『墨』 2022年7・8月号 277号より)