ブックリレー第38回

インスタグラムで始まった「日文生ブックリレー」をブログでも掲載しています。
今回で第38回目です。

日文のインスタグラムは以下の通りです。日ごろのイベントなどをアップしています!
是非覗いてみてください。
日文アカウント:@swu_nichibun_official

本を通じて日文生同士はもちろん、受験生の方とも繋がっていければ嬉しいです。
今回も3年のお2人です👩

①AMさん👒

こんにちは!Hey! Say! JUMPにハマっているAMです!ファンになって10年余り。JUMPの沼は深くて居心地がいいんです、、
私がご紹介するのは 澤村御影准教授・高槻彰良の推察という小説です!
昨年、私の推しアイドル主演でドラマ化もされています!♡
【あらすじ】
嘘を聞き分ける耳を持ち、それゆえ孤独になってしまった大学生・深町尚哉
幼い頃に迷い込んだ不思議な祭りについて書いたレポートがきっかけで、
怪事件を収集する民俗学の准教授・高槻彰良に気に入られ、助手をする事に。
幽霊物件や呪いの藁人形を嬉々として調査する高槻もまた、過去に奇怪な体験をしていた──。
「真実を、知りたいと思わない? 」凸凹コンビが怪異や都市伝説の謎を『解決』する軽快な民俗学ミステリ、開講!
(裏表紙より引用)
「民俗学」という観点から、怪異や都市伝説を解決していく新感覚のミステリ小説です。
この世に存在する怪異は、人間が都合のいいように「解釈」したものが大半。
その裏には、正直に語ることのできない事情が隠されています。
では、高槻先生と深町くんの不思議な体験は…?謎が謎を生む独特な世界観に引き込まれること間違いなしです!
登場人物の関係性もこの小説の推しポイント!
嘘が歪んで聞こえるという不思議な力から、人との関わりを避けてきた深町くん。
そんな深町くんに、人とつながる楽しさを、高槻先生は教えてくれます。
クスッと笑えてなんだかほっこり。そんな二人の危うくも優しい関係性に注目です!
怖い話が好きな方、イケメンが好きな方、バディものが好きな方には特におすすめです!
イケメンなのにちょっと残念な高槻先生と、しっかり者の深町くん。愛くるしい凸凹コンビに癒やされてください!♡
次は韻を踏むのにハマっているHTさんです!よろしくお願いします✊🏻

②HTさん📻

こんにちは!韻を踏むことにハマっているHTです!

この前、授業で自己紹介をする機会があったのですが、友人に唆されて15分でリリックを書いてしまいました。
韻を踏むことに“ハマっている”というか、韻を踏むことが私のアイデンティティになりつつある今日この頃です。
まあ私の推しもラップが得意だったり自分でリリック書いたりするので、
実質おそろいってことで満足しているんですけどね💟

さて、私がご紹介するのは川村元気「世界から猫が消えたなら」という小説です!
2013年本屋大賞ノミネート作品、2016年には佐藤健さんが主演で映画化もされている作品です。

【あらすじ】
郵便配達員として働く三十歳の。ちょっと映画オタク。とふたり暮らし。
そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。
絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。
その男は自分が悪魔だといい、「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得る」
という奇妙な取引を持ちかけきた。
僕は生きるために、消すことを決めた。
電話、映画、時計・・・・・・僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。

(裏表紙より引用)

もし、突然あなたが余命を宣告されたなら、あなたは最期のときをどう迎えますか。

主人公は、自分の命と引き換えに、自分の人生に不必要なものを世界から消していきます。
まるで自分という存在の価値を確かめるように。
人はそれを失った瞬間に、それがどれだけ自分にとって大切なものか、自分を紡いできたものだったのかに気づき始めるのです。

この小説と私の付き合いはすでに七年となります。
中学生の時に手にした小説ですが、今でもこの本を読み返しては涙を流しています。
ついこの前もなんとなく手に取って、一から読み直しました。
きっと百回読んだら百回泣いてしまうような、それくらい私にとっては宝石のような小説です。

自分にとって、__とはなんだったのか。改めて考えさせられる、
私だったら国語の教科書に全文を記載したいくらい全国民に読んで欲しい作品です。
一度だまされたと思って読んでみて!ください!

次は推しを増やしたくないと言っているのに、
アイドルの動画を見まくっているS.Aさんです💟
よろしくお願いします✊

引き続き更新していきます🌟
(CC)