昭和ボストン訪問記1:ボストン留学の魅力

<日文便り>

3月19日(日)~25日(土)まで、昭和女子大学ボストンキャンパスを訪問しました。

昭和女子大学では、留学が必須となっている学科もありますが、その他の学科の学生も短期プログラム・長期プログラムいずれも参加が可能です。ボストンキャンパスで行われる短期プログラムには、例えば「日本文化プログラム」があります。春期休暇中の約2週間のプログラムです。

2週間は短いな…と感じますか?
でも!
今回現地を自分の目で見てきて、スタッフの方と交流してきて、迷っているなら是非行ってみてほしい!と強く思いました。
ただ、重要なのは意識の持ち方です(何事もそうですけどね)。
「行けば何かを提供してくれる」ではなく、「行って自ら何かを掴んでくる」といった貪欲さを持って臨んでほしいと思います!

ポイント1 スタッフに情熱がある
ボストン校のスタッフの方は、「良い教育を提供したい」「個人の成長を促したい」という熱意にあふれています。特に、自ら何かを得ようとする人には惜しみなく情報を提供し、サポートしてくれます。例えば日本語教育に興味がある人なら、「現地の大学の日本語クラスを見学したい!」「日本語会話のサポーターとして協力したい!」という希望を伝えてみてはいかがでしょうか。「何かを得てやる!」と主体的に臨めば、それに全力で応えてくれます。

「昭和ボストンのスタッフと」


ポイント2 ボストン全体にアカデミックな雰囲気がある

ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学をはじめとする教育機関が多数あり、ボストン全体がアカデミックな雰囲気に包まれています。Copleyという駅のそばにはボストン公共図書館があり、平日でも大勢の方が利用していました。古書店にも行ってみましたが、昼間から多くの老若男女でにぎわっていました。ボストンという場所で留学生活を送ること、それ自体が人生におけるかけがえのない経験となると思います。

「ボストン公共図書館」


ポイント3 日本に関心を示す人が多い

昭和ボストンキャンパスでは、Student Serviceスタッフのサポートにより、ボストン在住の方と交流をする機会が多くあります。「こんなイベントがあるよ」と募集をかけると、市民も学生も多くの方から応募があるのだとか。ボストン美術館には優れた日本コレクションが多数収蔵されていることからも、全体的に日本に対する関心が高い街であると感じます。ボストンキャンパス外部との交流がスムーズであるということは、ちょっとしたことのようですが大きなポイントであると言えます。

日文の学生の皆さん、在学中に海外への留学を志すのであれば、短期であれ長期であれ、ぜひ昭和ボストンを検討してみてください。そこでの経験や出会いが、その後のキャリア選択に大きな影響を与えることでしょう。ここでいう「キャリア選択」というのは、グローバルな進路を選択するということに限りません。ボストンでの滞在を通して見えてくる「知らなかった自分」への気づき、「一歩踏み出す」積極性の鍛錬、諦めずに解決の方法を探る姿勢、これらはどんな進路を選択したとしても、プラスに働くはずです。

次の記事ではハーバード大学訪問の様子を報告したいと思います!

(植松容子)