受験生へのメッセージ

<受験生の方へ>
こんにちは。古典文学担当の山本です。
一昨日(10月22日)は、総合型入試の二次試験が行われ、いよいよ入試シーズンに突入しました。
すでに入試を終えられた人、これから挑戦する人、皆さんそれぞれ目指す入試は違うと思いますが、
今この時期の皆さんにどのような言葉を送ったらよいか、今回は私のゼミ生にメッセージを寄せてもらうことにしました。
まず一つめは、大学生活での楽しさについて知ってもらえるとよいかと思い、
入学してから知った大学の楽しさを語ってもらいました。

本のライン素材

・さまざまな境遇や考えの人と、意見を交換しながら自分の見識を広げることができる点です。また、個人的には、一日ずっと国語を学んでいられるのがとても楽しいです。
・日本語日本文学科は先生と学生の距離が近く、フィードバックがとても丁寧です。作品が書かれた当時の時代背景や、筆者の状況、特徴など、幅広い知識の引き出しを持った先生方がたくさんいらっしゃいます。「知りたい」という気持ちに真摯に向き合ってくださる先生方から学べることが、とても楽しいです。
・大学は、学びたい分野が似ている人が集まってくるためか、自然と気の合う友人を見つけやすいです。また、様々な意味で自由なところも大学の楽しさであると感じています。自分の学びたいことをとことん追求できる環境や、自分の考えを発信できる環境など、大学での学びは、楽しく充実しています。その他にも、クラスや部活動などの単位で行動することが多い高校までとは異なり、様々なプロジェクトやサークル、また、友人たちと一緒に等、何かやってみたいこと、頑張ってみたいことがあったら、それを自分達の力で実現させていくチャンスがたくさんあるというところも大学の魅力だと思います。

・自分の好きな作品を扱う授業を受けることができたり、興味のあることについて専門分野以外でも学ぶことができたりします。そのため、高校までの学習よりも自由に、自分の学びたいものを学びたいだけ選べるということは大学ならではの楽しさなのではないかと思います。

・とても自由な所です。特に時間の使い方を自分で決められるので、高校生活とは大きく異なると思います。また、大学生活を楽しむ上で友人の存在が大きいです。友人がいるかいないかで大学生活が大きく変わるので、入学したらぜひ積極的に周りの人に声を掛けてみてください。

大学の楽しさとして、専門の学びや高校とは違った自由さ、友人の存在などを取り上げてくれました。
もう一つは、受験本番までのモチベーションの保ち方と皆さんへのメッセージです。

テストのイラスト「100点の答案」活動量計を使う人のイラスト(女性)いちごのフルーツサンドのイラスト

・受験前はオープンキャンパスでもらった学科パンフレットを眺めてモチベーションを保っていました。入学した後の学生生活を想像して楽しみになったところで、今やるべきことに向き合うと、モチベーションが上がったので、ぜひ試してみてください。応援しています!
・大学生になったらやりたい事を具体的に思い浮かべる事と、無理をし過ぎない事です。勉強も大切ですが、自分のモチベーションや体調面なども気をつけてください。そして、受験が近づいていますが、焦らずに自分のペースで試験に臨んでください。応援しています。
・私は、面接を受けるうえで、その大学についてたくさん知っておくことがとても大切だということを実感しました。なぜこの大学で学びたいのか、何を学びたいのか、じっくり自分と向き合い、実際に大学で生活する自分の姿をイメージし、これを乗り越えればきっと楽しい大学生活が待っている、というようにモチベーションを保っていました。また、適度な息抜きも必要です。私は趣味で運動系の習い事をしているのですが、週に一回しっかり体を動かすようにしていました。今は不安も多く、大変な時期だと思いますが、自分のペースで無理しすぎず頑張ってください。応援しています。
・私は一人暮らしに憧れていたので、どんな部屋に住みたいか、どこにどんな家具を置きたいかなどを考えたり、ネットで可愛い家具や家電などを見たりして、合格後大学に通う準備をする自分を想像してモチベーションを保っていました。勉強面では、100点を取るつもりで勉強することを意識していました。そうすれば苦手をそのままにせず克服しようと頑張れるし、一度間違えたところは次に間違えないように意識できるようになると思います。目標をより単純かつ明確にして頑張りやすいようにということで「100点を取る」ことを勉強のモチベーションとしていました。
・私は、最終的には何とかなるだろうという精神で頑張っていました。あとは好きな物を食べてモチベーションを上げていました。

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それぞれ自分に合った方法で、受験勉強を乗り越えたようですね。
現在、4年次生は、4年間の集大成である卒業論文の執筆に、また3年次生は、本格的な就活活動に取り
組んでいます。大学4年間の成果がどのような形になるのか、今からとても楽しみです。
皆さんが来春、こうした先輩達と同じ日文生の一員となって、共に学べることを楽しみにしています。

(山本晶子)

★昭和女子大TV 教員紹介はこちらから
https://content.swu.ac.jp/stv/2023/09/yamamoto/
★ゼミ生が書いた授業紹介はこちらから
https://content.swu.ac.jp/nichibun-blog/2023/09/14/%e4%b8%ad%e4%b8%96%e6%96%87%e5%ad%a6%e3%82%bc%e3%83%9f%e9%a2%a8%e6%99%af%e3%80%9c%e5%8f%a4%e5%85%b8%e7%a0%94%e7%a9%b6%e3%81%ae%e9%ad%85%e5%8a%9b%f0%9f%91%98%e3%80%9c/
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