国家資格「登録日本語教員」に合格した4年生から、体験談を聞く会を実施しました。
日本語教員は2024年4月から国家資格化(「登録日本語教員」)され、2024年11月に初めて国家資格としての「日本語教員試験」が行われました。過去問がなく対策が難しいと言われる中、なんと本学4年生から合格者が出ました!Jさん、おめでとうございます!
1月16日(木)の昼休みに、国家資格に興味を持つ後輩のために、受験勉強の方法・当日の試験等について、体験談を聞く会を実施しました。期末試験が近づく時期でしたが、学科・学年を問わず多くの学生が聞きにきてくれました。
Jさんが試験対策で最も重視したのは、大学での勉強だったとのことです。日本語教育関連科目を履修していくうちに、必要な知識が身についていったそうです。日本語教員試験は試験範囲が大変広いため、授業を通して基礎的な知識を身につけることで、授業外学習も効率よく進められたのではないかと思います。体験談の中で、実際に使用した参考書や参考になるウェブサイトについての情報の紹介もありました。さらには即時にオープンチャットを開設し、「日本語教員試験について質問があれば、何でも聞いてください!」との心配りまで…(感激🥰😃🤩🥲😍)
なお、4年生に在学時に国家試験を受験して合格した場合、まずは「仮合格」が発行されます。昭和女子大学の日本語教育課程26単位の科目を全て取り終え、成績が確定して大学を卒業することで、晴れて「合格」が得られます。将来の展望を見据え意欲的に試験勉強に取り組み合格を勝ち取ったJさん、本当におめでとうございます!
<補足>
昭和女子大学日本語日本文学科には、日本語教育課程のカリキュラムを開設してから30年以上もの長い歴史があります。また、本学の日本語教育課程は、文化庁国語科(現文科省)より「必須の教育内容50項目に対応した日本語教員養成課程等」として認定され、文科省ホームページで公表されています。これにより、国家資格「登録日本語教員」の「経過措置」が適用されるため、本学で定められた規定の単位の修得に加えて「応用試験」のみを受験・合格することで、国家資格が取得できます。
日本語日本文学科 日本語教育担当