〈日文便り〉
こんにちは。日文ブログスタッフ3年のY・Kです。
今回は、近世文学ご担当の荻原大地先生にインタビューをさせていただきました🌸
後編は、荻原先生のコースプロジェクトについて深掘りしていきます!
前編はこちらから👇
日文先生インタビュー~荻原大地先生前編~
★今年度の学科コースプロジェクトについて
*今年度の荻原先生のプロジェクト概要
Text Encoding Initiativeに基づくテキストコーディングの実践を通じて、ITの基礎知識・ITスキルを学んでいます。
―このプロジェクトをやろう!と思ったきっかけを教えてください。
荻原先生
もともと、TEIの研究会に参加したことがあって、自分自身これならできそうだと実感していました。文学部の学生さんはどれくらいできるのか、試してみたいと思ったのもあります。始めてみると、みんなスムーズにできているので、すごいなぁと思っています。
―そうですね。私も、もっと手こずると思っていたのですが、意外と楽しくできました。
日文だと、事務職や金融系に就職する人も多いですが、最近はIT系の職に進む人も増えているので、今回のようにプロジェクトで経験ができるのは良いな!と思って参加をしました。他のメンバーも同じように感じている印象です。
荻原先生
そこはやっぱり意識をしました。エンジニアの友人と話していて、エンジニア側の考えが会社内外の人に上手く伝わらない・嚙み合わないことがあるようです。TEIの経験を踏まえて、お互いをつなぐことが出来る立場として重宝されるのではないかな、と思います。
―ちゃんと「言語化」できる、日文らしい部分が活かせますね。
荻原先生
今回の作業を通じてタグ付けを習得すると、ホームページなども動かすこともできるので、できることの幅が広がると思います。就活の時にも、活かせると思いますよ。
―活動自体も個人で作業をすることが中心かな?と思っていましたが、みんなで話し合う場面も多く、意外でした。前回の活動では、いかに見やすいレイアウトにするか、を話し合いましたね。楽しかったです。
荻原先生
最初は、みんなの作業の出来具合も確認する意味で集まっていました。きちんと作業の意味を理解しながら作業できているので、すごいですね。
自分は過去にホームページの更新作業を任された経験があったのですが、いろいろな人の手で作られたものだったので、タグ付けのルールがごちゃごちゃで… とても苦労した経験があります(苦笑)
「ルールは大事」という話に戻ってきますね。
―なるほど(笑)その話を聞いて、ゼミで、ちゃんと「型」を身に着けていることの大切さがよくわかりました!
★最後に
荻原先生
近世文学はどんな人にも刺さるものがあることが魅力だと思います。授業でも、いろいろなジャンルの作品を紹介するので、なにか興味を持つものが1つでもあれば嬉しいです。
今回の先生は、近世文学ご担当の荻原先生でした。
インタビューを通じて、少しでも近世文学の魅力や、荻原先生の気さくで素敵なお人柄が伝わるのではないかなと思います。
どんな質問にも丁寧に優しくお答えをしていただけて、とても楽しい時間でした!
お忙しい中、長い時間インタビューに応じてくださり、ありがとうございました🌸
(Y・K)