2014年1月

卒業論文製本会! [2014年01月30日(木)]

今日は松田ゼミで集まって「卒業論文集」の製本をおこないました。

卒論というのは歴史文化学科で学んだ「集大成」でありますので、大事にしてほしいと思っています。成果を形にして長く残すべく、日本近現代史ゼミでは最後に全員の卒論を1冊にまとめた「卒業論文集」をつくっております。今日数時間にわたってコピー機と製本機をフル回転させてつくりあげた「卒業論文集」が次の写真。学生たちの努力の積み重ねがあって、ここまで分厚くなりました。晴れ晴れ~とした表情ですよね。

また特によく書けた論文を3本抜粋して製本した「卒業論文集(抜粋版)」もつくりました。これは日本近現代史ゼミの後輩たちに配付します。後輩たちが卒論を書いていく時の、なによりの手引き書となっていくでしょう。

さて気になる中身ですが、今年日本近現代史でだされた論文13本のタイトルは下記の通り。

維新期~明治期前半

「維新期における旗本の動向―旗本稲生家の慶応4年・明治元年の日記を事例に―」

「明治初年の彦根藩藩政改革から見る近代国家構想」

「侍補制度の創設とその意義について―近代国家像の中の明治天皇―」

「木戸孝允と明治期の士族反乱」

明治期後半

「雑誌『国民の友』における「国民」のあり方について」

「明治期東京における貧民問題の認識とその実態」

大正期

「植民地朝鮮における『半島時論』の分析―1917~1919―」

「戦間期における在日朝鮮人の生活状況」

「戦間期における東京市の職業婦人について」

「胡桃澤盛日記からみる盛の思想変遷」

昭和戦前期~戦時期

「日中戦争時における対中海上交通遮断問題について」

「栃木県知事安積得也の戦争指導について」

昭和戦後期

「戦後愛国心の分析――第三次吉田内閣文相時代の天野貞祐を読み解く」

今年はテーマがキレイに各時代にばらけました。くずし字に真っ向から取り組んだ論文、1910年代のハングル語雑誌を翻訳してまとめた論文、自分で史料調査をして整理した一次史料を用いて書いた論文、膨大な図表データを分析した論文、ひたすら外交文書を読んだ論文などなど、努力の形は卒論によってそれぞれ異なります。しかし、どの学生も努力する過程で、

  • はっきりした根拠に基づく議論を展開する力
  • 情報収集する力
  • 史料から論点(疑問点)を発見して調査する力

そして

  • 正確な文章を書いて発信する力

など、これからの人生で、社会で、活躍するために必要な力を充分に身につけてくれたと思っています。

本当におつかれさまでした。2年間良いゼミだったと思います。

OGとお食事会 [2014年01月20日(月)]

先週末の土曜日に、松田ゼミOG(1年前に卒業)5名とお食事会を開き、新宿でスペイン料理を食べました。

毎年ゼミをやっていると学年ごとのカラーというものがあって、とても面白いですね。ちなみに、今回食事したこの学年は、もし近現代好きという共通項がなく一緒のゼミに入らなかったとしたら、到底友だちにはならなかったであろう、個性の強すぎるメンツが集まった学年です。「(ゼミが始まった当初)キャラが濃すぎて、お互いいかに怖かったか」という話で大盛り上がりしました笑 ゼミで打ち解けた後はたいへん仲良くなり、卒業後も一緒に博物館にいったりしているメンバーもいるみたいですよ。歴文ってやっぱりいいねぇ!

非常に懐かしかったので、会津学寮にいった当時の写真を掘り出して貼りつけておきます。記念写真なのに決して整列しようとしないバラバラ感がいいですよね笑

仕事の面では、上手くいっている人、苦戦中の人それぞれですが、元気に頑張れ!

(松田忍)

世田谷キャンパス 冬の風景 [2014年01月16日(木)]

おはようございます。毎日お寒うございますね。

そんな寒い冬のキャンパス風景をお届けしたいと思います。昭和之泉に毎年出現する自然の造型です。

わかりますか?水の噴出口に設けられた金網に、つららがびっしりと垂れ下がっています。

もっとアップで見てみましょう。

なんとも立派なつららです。冷え込む日が続けば、一日中溶けることなく、翌朝にはさらに成長した姿をみることができます。昨日は附属校の生徒さん(中学生)が「素手」paperpaperpaperでこのつららを握りながら楽しそうに語らっていらっしゃるのをみました・・・。北国ならぬ東京でこういう光景をみつけると、ちょっと嬉しくなりますよね。

私にはもう真似することはできませんが(笑)

今週末はいよいよ入試シーズンの本格的開始を告げるセンター試験です。受験生のみなさまが、お風邪などを召されず、全力を出し切れるよう、お祈りいたしております。

(松田忍)

轍を踏むことなかれ [2014年01月10日(金)]

新しい年のはじめにあたって、「今年こそは」と何ごとか胸に抱かれたことと思います。
夢や希望や野心は、生きている人間の、とくに若者の特権です。その実現に向かって工夫や努力をする。そこに進歩があります。目標を明確にし、計画を具体的に立てる。あとは一心不乱に突き進むだけです。
植物は、根・茎・葉が一様に平均して成長するのではない、とお隣の田中さんが植木に水をやりながら教えてくれました。ある時期は根が、ある時期は茎が、ある時期には枝葉がのびる。花が開いてしまってから肥料をやっても有効ではない、無駄であるというのです。学生には学生のやるべきことがあります。100円では100円のものしか、1000円では1000円のものしか買えないのです。
三軒茶屋の老舗パン屋の精養堂が新築のマンションに入って、昨年末から店名もフランス語に変えて、ペンギンぱんを売り始めました。「3羽くれ」といったら、西洋アンティーク好きの女主人から「来年は成長してね」といわれた。「ふん、もう遅いのだ。俺の花は疾うに散ってしまって、これから成長するなんてありえないのだ」とペンギンを頭から食いちぎりました。中はクリームだった。乳製品が苦手なわたしが、なんとか1羽食べ終えた。女主人の「来年は成長してね」の意味が少し分かったような気がしました。
若者は、すべき時にすべきことをしなかった老人の轍を踏むことなかれ、と祈ります。
                                                                                      (日本仏教文化史・文献取扱技能基礎担当・関口靜雄)

                                 

卒論提出日! [2014年01月09日(木)]

本日は歴文の最重要イベントがありました。そうです。卒業論文の提出です。

「賀茂河の水、双六の賽、卒論提出期限、是ぞわが心にかなわぬもの」とかつて白河法皇も嘆いた通り(?)、鴨川の氾濫とサイコロの目と卒論提出期限だけは、権勢を振るった白河法皇ですら思いのままにならないものであります。その期限は1月9日16時0分0秒。1秒たりとも遅れては受け取ってはもらえません。そのため、期限通りの提出を目指して、毎年悲喜こもごもの熱き濃密な時間が訪れます。プリンタが故障!紙がなくなった、裏紙で出しちゃダメですか(ダメです笑)?手続きの勘違い!やれパンチがない、やれ糊がない!あれっ、図表の向きってこっちでよかったっけ?目次にはページ番号振るの振らないの?などなど……

松田ゼミの学生は昨日の段階で自主的に集まり、原稿を持ち寄ってお互いに最終チェックをしていました。

みんなが集まっているという情報を聞きつけて、私も茶々をいれにいった写真が↓↓↓

そして1日あけた今日。無事卒論を提出した面々!晴れやかな表情だね~~!!

やりとげた表情って、とてもいいですよね。おめでとう。今日からはたっぷり寝てください笑