2014年3月

1年C組お別れ会開催! [2014年03月29日(土)]

昭和女子大学ではクラス制をしいています。学科によって違うのですが、歴文の場合は、1年次にはA組、B組、C組の3クラスに、2年次以降はA組、B組の2クラスにわかれます。1年次ら2年次にあがるときに一度だけクラス替えがあるわけですね。それぞれのクラスにはアドバイザー(担当教員)がいて、履修相談や生活相談、就職活動の相談などなど、学生のみなさんの悩みごとを気軽に相談できるようになっています。

私は今年度は1年C組のアドバイザーをしていたのですが、学寮や日々のクラス会を通じて、クラスのみなさん、とても仲良くなったんですよね。で、「クラス替えが淋しい!」などという声もちらほら聞こえたので、お別れ会をやることになりました。

最初は「多摩川でバーベキューをやろう!」ということで幹事さんは随分入念に計画を立ててくれたのですが、残念ながら当日は雨の予報。急遽原宿でお好み焼き会を開くことになりました。それでもかなりの人数が集まりましたよ~!!

ピッチャーっぽいものがありますが、すべてジュースとお水です(念のため)。食べ放題のお好み焼きともんじゃ焼きを次から次へと注文しながら、春休みにいった旅行の話、バイトの話、面白い授業の情報交換、「ゼミどこにはいろうかな~」などという話などに花が咲きます。クラスの仲間で連れだってスノボーにいった学生もいるらしく、なかなかナイスな雪焼けでした笑 松田からは「2年なったらインターンシップいけよ~」とかそれぞれの学生にあったゼミ情報などを・・・。

それにしても1人平均3枚ずつくらい平らげて、もうお腹いっぱいといいながら、さらにアイスを食べ尽くす、みなさんの「別腹力」は圧巻笑

1年生はまずは生活に慣れる1年ですし、3年生になるとゼミ、4年生は就職活動があり、それぞれ忙しいのですが、大学生活のなかで2年生というのは一番いろいろなチャレンジができる学年だと思うんですね。上に書いたインターンシップももちろんその一つですし、ボストン留学、バイトやクラブ活動、ボランティアに旅行・・・。自分にあった計画をたてて、有意義な1年にしていってくださいね!!

(松田忍)

日本近現代史ゼミ プレゼミイベントを開催しました! [2014年03月20日(木)]

月日は巡ります。ほんの2日前、卒業パーティで、涙ながらに別れを惜しんで卒業生たちを見送ったかと思うと、今度は4月から日本近現代史ゼミに入ってくるみなさん(現・2年生)の親交を深めるプレゼミイベントです。

プレゼミイベントとしては、一昨年は青山霊園にて歴史的人物のお墓にお詣りするツアー、昨年は江戸東京たてもの園ツアーをおこなったのですが、今年は横浜山手の洋館めぐりツアーを企画しました。おしゃれな家が建ち並ぶ横浜山手ではありますが、私がいちばん好きなのは、内田定槌(さだづち)の邸宅、いわゆる「外交官の家」です。外観の華やかさが一際目を引きますし、テレビの横浜特集番組などでお馴染みの庭園も見どころの一つですよね。

石川町を出発した後、初顔合わせのメンバーを交えておしゃべりしながら、整備された散策ルートをのんびりと3時間ほどかけて歩きました。

散策コースの最後のほうにあるエリスマン邸にて記念撮影。今日来られなかった人も何人かいますが、これから2年間、歴史学の楽しさをしっかり学んでいきましょう!

意外や意外、横浜の超有名スポット「港の見える丘公園」に初めてきたという学生もいて、「ほんとに港が見えるんですね~」などという感想も笑 せっかくここまできたら、氷川丸や日本郵船歴史博物館なども回りたかったのですが、ここで時間切れ。

そのあとは散策で減ったお腹を満たすべく横浜中華街におりたちました。話題の小籠包もみんなで分け合って食べましたよ!あつあつ、ハフハフで絶品でしたgoodbleah


(松田忍)

江戸東京博物館に歴文4年生が修復した民俗資料が展示されています [2014年03月18日(火)]

平成26年2月8日~3月23日まで、江戸東京博物館(東京都)にて
「特集展示 2011.3.11 平成の大津波と博物館-被災資料の再生をめざしてー」
が開催されています。

歴史文化学科の武田昭子先生(文化財保存修復学)のゼミでは、東日本大震災で被災した民俗資料の修復活動を行っています。
今回の展覧会には、武田先生のゼミに所属している4年生の手によって修復された、高田人形や的打ちの的、高田歌舞伎のかんざしが展示されています。

I.Tさんが修復した高田人形

S.Mさんが修復した的打ちの的

S.Oさんが修復した高田歌舞伎のかんざし

被災文化財の再生のために、今もなお、多くの方が力を尽くしています。
是非会場に足をお運びいただき、文化財レスキューの活動と歴文生の修復作業の成果をご覧ください。

近現代ゼミ、卒業旅行(京都) [2014年03月13日(木)]

こんにちは、松田です。3月16日に卒業式をひかえたゼミ生たちと一緒に、3月11日から13日まで京都にいってまいりました。いわゆる卒業旅行ですね。

歴文生のみなさんは、歴史大好きなので、おおむね京都には行き尽くしています。だからこそあえて初心にかえって・・・というわけでもないのでしょうが、学生たちが企画した最後のゼミ旅行は修学旅行でおなじみのコースでした。残り少ない学生時代を名残惜しみながら、心ゆくまで笑いあってきましたゾ!

説明はいらないでしょう!はじけているゼミ生のようすをどうぞ。

京都もいくぶんか暖かく、北野天満宮の梅苑は今が盛り。満開でした!!

2年間ゼミで学ぶということは、これから先の人生、長くつきあっていく仲間をつくるということでもあるんだよね。写真を見返していて、ああ、この学年のゼミもまとまりのある良いゼミだったなぁ~としみじみと思いました。卒論研究で大目玉!ってこともありましたが、頑張って学問に取り組んだ2年間でした。

最後に・・・

↑↑↑ 京都うまれの松田が案内した坂本龍馬ゆかりのスポットの写真(穴場)です。どこか分かったひとは松田までメールください。正解者にはお菓子さしあげます!しかしながら、京都に詳しすぎるゼミ生から「先生、ほんとに京都生まれなんですか-?」といわれ、地元民の地位が失墜した旅でもありました・・・。

韓国・全北大学で開かれた学術会議への参加記 [2014年03月13日(木)]

こんにちは、松田忍です。

3月5日から8日まで韓国・全北大学に行って参りました。

主な要件は3月6日に開かれた国際学術会議”Modernization and Diary in East Asia(東アジアにおける近代化と日記史料)”での研究報告をおこなうことです。このブログでも前に書いたことがあるかと思いますが、近現代史を研究する上で、個人が記した日記というのは格好の歴史史料となります。この会議では、日本、韓国、台湾、中国の各地域において、近現代の日記史料がどのように書き残されていて、どのように研究に利用されているのかをお互いに学び合うことが目的となりました。会議の席上だけではなく、食事会でのフリートークなどでも、活発な議論がもつことができました。

私は「安積得也日記を利用すると、戦後日本の新生活運動に関する歴史像が明確になり、そのことが日本の戦後、アジアの戦後を考える上で大きなヒントとなりえること」を報告いたしました。新生活運動と戦後韓国におけるセマウル運動とはいかなる点で比較することができるだろうか、などの論点も飛び出し、私にとって非常に刺激的な学びの場となりました。安積得也関係文書は、たくさんの歴文生にも史料整理を手伝ってもらった史料群ですね。歴文生のみなさんと一緒に整理した史料を海外にも紹介し、多くの反応を頂くことができたことは、たいへん喜ばしく思います。


会議の翌日には全州の街並みを御案内していただきました

また3月7日には全北大学で学ぶ大学院生約20名を対象とした講義(論題「新生活運動とアジアの戦後」)もおこない、普段の歴文での講義のままのハイテンション(?)でお話しいたしました。日本語から韓国語への通訳のタイムラグがあるわけなのですが、強い知的好奇心をもった学生さん相手だと、そんなことは全く関係ないですね!講義後の質疑応答もしっかりとかみあい、用意されていた時間内ではおさまりきらないほどでした。

研究以外の感想としては、ホストとなった研究チームの「おもてなし」の素晴らしさが印象に残りました。先生方だけではなく、学生さんを含めたホスピタリティ精神には圧倒されました。昭和女子大学でも、先日木下先生が企画なさった教員国際交流のように、海外から先生方をお招きしてお話しをうかがう機会が増えていくでしょう。そのときに教職員だけではなく、学生のみなさんにも積極的に受け入れチームに加わっていただき、国際交流の経験を積む機会としていってほしいなぁと思いました。

3月8日は飛行機まで時間が余りましたので、ほんの少しだけソウルをお散歩。


景福宮にて

本の声 [2014年03月06日(木)]

歴史文化学科の比較女性史論担当の掛川典子です。風はまだまだとても冷たいですが、大学では新体育館の庭の河津桜はとうに満開を迎え、寄贈木の沖縄の彼岸桜を始め、ほかの種類の桜も次々につぼみを膨らませつつあります。春が確実に近づいているのですね。

最近私にとって最も嬉しかったことの一つは、ビンゲンのヒルデガルト(1098ー1179)の『スキヴィアス』(Liber Scivias)のファクシミリ版を入手したことです。ヒルデガルトはドイツ中世最大の女性神秘家、幻視者です。ほぼ30年ぐらい前のドイツ留学中に、初めて書店で彼女の著作集に出会い、35枚の細密画にとどめられた余りに独創的なビジョンに魅せられました。頼み込んでゲルマ二スティークのハウク教授の神秘主義文学の講義を聴かせていただいたりして、ドイツ語の文献を集めて帰国したのですが、原文はラテン語ですし、なかなか着手できず、ほとんど諦めていました。ところが昨年、ルーペルツベルク・コーデックスのすばらしい復刻版が出版されると知り、迷わず注文しました。今になって、私の手元に来てくれたのは、「読んで!」という本の声だと思います。幸いこの年月の間に研究が進み、詳しい美術史的な考察も重ねられ、ドイツ語の新訳のシリーズも刊行中であり、日本語訳も出されつつあります。『スキヴィアス』は「道を知れ」という意味で、キリスト教の救済史を枠組みにしています。しかもこの「道」は複数形です。十字軍の時代、対抗教皇をたてた神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世赤髭王の時代に、幻視するこのユニークな女子修道院長が、男女の魂の救済のためにどのような「道」を説いているのか、どこが特別に女性的であるのか、とても興味深いです。

私は長年、20世紀初頭に活躍したマリアンネ・ヴェーバーの女性論を扱ってきましたが、マリアンネは、歴史的に見たとき女性の思想はレーベン(生命/生活)に近く実践的であったと考えています。同時代の実人生の中では尊敬され、影響力が大きく、優れていた女性の思想も、多くは書き残されてこなかった、伝えられてこなかったのです。ビンゲンのヒルデガルトの書物は残っている!!私の残りの研究時間をかけて、今度こそゆっくり取り組んでいこうと思っています。