【歴文生による授業紹介シリーズ】歴史文化特論〜寺社縁起の世界〜 [2014年08月03日(日)]

みなさん、こんにちは。

7月一杯で前期の授業はおわっておりますが、前期の授業期間中に学生のみなさんが取材して下さった【歴文生による授業紹介シリーズ】の記事を引きつづき、UPしてまいります。シリーズはまだまだ続きます。お楽しみに!

皆さんこんにちは!!歴文2年のA.Hです。【歴文生による授業紹介シリーズ】も、今回でもう第6弾となりました。早いもので、もう夏休みですね〜。前期の大学生活は、皆さんいかがでしたか?夏休みの最後に後期の履修登録がありますので、この記事が皆様の履修計画のお役にたちましたら幸いです

ところで皆さん!!絵巻に触れたことはありますか?

私たちは今、インターネットや新聞といったメディアで情報を得ています。昔の人々が、寺社縁起や神仏の霊験を広めるときに用いたメディアこそ、絵巻なのです!!私が今回紹介する、「歴史文化特論〜寺社縁起の世界〜」(木曜3限)という授業では、なんと絵巻を授業で読むことができるのです。

「絵巻を読むとか難しそう…」そんな心配をされる方もいると思いますが、大丈夫です!!

歴文OGでもいらっしゃる阿部美香先生が、絵巻の扱い方や内容解説に至るまで、丁寧に教えてくださいます。

今回紹介する回の授業では、皆さんも行かれたことがあるであろう、伊豆山神社にまつわる『走湯山縁起』(そうとうさんえんぎ)を読みました。実は、この絵巻は実在の絵巻のレプリカではなく、史料をもとにして現代によみがえらせたものなのです。阿部先生は、絵巻創造の場に携わっていらっしゃるので、授業では、その貴重なお話も伺うことができました!!

授業はワークショップ形式で、絵巻を実際に開き、先生の解説を聞きながら絵巻を読み解いていく形です。もし気になることがあれば、説明後、先生に質問することも可能です。

皆さん、先生の解説を聞きながら、真剣に絵巻を見ていますね!

おや!!学生さん自ら絵巻を開いていますね!!

絵巻は、絵本のようにページはありません。場面がすべて繋がっているのです。

このように、自分のペースで絵巻を開き、読み解いてゆくことで、より神仏の世界の様子が伝わるのではないでしょうか?

私も、初めて絵巻に触れた時は、非常に緊張しました。しかし、その緊張感が大切だと思います。史料を扱うということの大切さを体感し学べるのもこの授業の魅力ですね!!

授業を履修している皆さんに授業アンケートを実施しましたので、その一部を紹介します。

Q1、この授業を履修したきっかけを教えてください。

・寺社についての知識を深めたかったので履修しました (歴文2年・ぴょんさん)

・先生の授業が好きだから(心理3年・M.Wさん)

・1年生の時に阿部先生の「宗教文化論」という授業を履修し、楽しかったから (日文3年)

寺社に興味があり、履修した方もいましたが、先生の授業のリピーターになり履修をしたという方も多くみられました!

知識が浅くても、先生が分かりやすく、面白く解説してくださるので、皆さん楽しく授業を受けているようですね。

Q2、授業中、特に印象に残っている回を教えてください

・くずし字を読むことが楽しい (現代教養4年)

・初めて本物の絵巻に触れた時!! (歴文2年・やぎーんさん)

・東大寺お水取りの縁起についての授業 (歴文2年・山神と玉虫さん)

絵巻やくずし字など、歴文ならではの授業が皆さん印象深いようです。また、特定の寺社や人物の授業が楽しかったと回答する方もいました。私も授業を受けてみて、行ってみたい寺社が増えました!

Q3、この授業を履修してみて自分が成長したと思う点を教えてください

・くずし字の文章にそれほど抵抗を感じなくなったこと (歴文2年・やぎーんさん)

・歴史は苦手だったけど少しずつ興味がわいてきた (現代教養4年)

・現代にも通じる絵巻を通した神仏の魅力を感じることができた(科目等履修生 H.Mさん)

皆さん、自分の成長を実感しているようですね。

この授業の良さは、たくさんありますが、私が良いと思ったのは、

“先生と学生の距離が近いこと” ズバリ、これです!!少人数の授業なので、くずし字が分からない時や、絵巻についてなにか疑問に思ったときに、授業中にすぐに先生に質問することができるんです。分からないことをその場で解決できるのは、非常に嬉しいですし、理解度も上がります!!そのような面からしても、この授業はすごくお勧めです!

字が読めない人が多くいた昔。その神仏の霊験を文字だけで流布させることは困難です。なので、絵巻や掛幅は多くの人々に、神仏の世界を伝える、大切なメディアなのです!

是非皆さんもこの授業を履修し、絵巻を一緒に読んではみませんか?

阿部美香先生、アンケートに協力してくださった皆さん、撮影者の方、ご協力有難うございました。

そして、最後までご覧いただき有難うございました!!

(A.H.)

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