こんにちは。日本近世史の野口です。
今回はゼミの3年生が、新宿立歴史博物館でゼミ発表をした時の様子を
紹介します。
3年生は、4月から各グループにわかれて、それぞれテーマを決め、
報告の準備を行ってきました。
テーマは以下の通りです。
「『加賀藩大姫君様』御屋敷をめぐる幕藩関係」
「牛込に住んだ中根家」
「高田馬場流鏑馬と徳川吉宗」
「お岩さんの実態像」
いずれも新宿区の歴史に関連していますが、幕藩関係や徳川吉宗など、
日本史の大きなテーマにも結び付いているところに特徴があります。
学生は、テーマに沿って関連史料を調査したり、先行研究を読み、まとめる作業を行い、時には、実際に現地へ行き、詳しい方からお話を聞くこともありました。
一方で、どのようにしたら聞く人達がわかりやすいのか、ということも考え、パワーポイントの画面や話すスピードなど、事前に練習も行いました。
当日は緊張もしましたが、いざ始まると堂々と報告をしていました。
報告が終わった後の質疑応答でも、質問に対して、的確に答えていたのが印象的でした。
この報告会を通して学んだ史料の調査・扱い方、先行研究の整理の仕方などを
卒業論文の作成にいかしてもらえればと思います。
このような機会をいただいた新宿区立歴史博物館の皆さん、会場に来て下さった方々、本当にありがとうございました。
下の写真は報告が終わった後のゼミ生達です。上とは大違いの雰囲気で、やり遂げた感がありました!