2016年6月

【歴文らじお】4年生に歴文の魅力を語ってもらう その1 [2016年06月11日(土)]

こんにちは!松田忍(日本近現代史担当)です。

本年度もオープンキャンパスシーズンが近づいて参りました。たくさんの受験生のみなさまに、昭和女子大学の歴史文化学科を見に来てほしいなぁということで、歴文4年生のみなさまに集まって頂きました。

今回ご協力頂いたのは日本近現代史ゼミ(松田ゼミ)の篠崎さん、泉さん、小熊さんです。どうぞ楽しんでお聞きになって下さいませ!

【01】オープニング!/みんなはオープンキャンパス来た?/篠崎さん「雰囲気を見ようと思ってきた」/オープンキャンパスはいくつ回った?/広いグラウンドで学べる/歴文はふわっとしていた/学生がフリーに話すオープンキャンパス/昭和のオープンキャンパスは素人臭い/司書資格を取りたいなと思って選んだ/みんなの取っている資格

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【02】専門はどうやって選んだ?(泉さんの場合)/ルーツ探しとしての日本近現代史/戦後の沖縄史

【03】専門はどうやって選んだ?(小熊さんの場合)/入口は新撰組/趣味としての歴史と学問としての歴史/女性史、民俗学、服飾史などを取ってみた/アメリカ留学が決め手/在米日本人の強制収容

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ここで小川さんと強瀬さんが乱入。5人+松田でお話しを続けます。

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【04】専門はどうやって選んだ?(篠崎さん)/最初は仏教文化史

歴文らじお企画まだまだ続きます!!

花園神社例大祭に行ってきました! [2016年06月07日(火)]

こんにちは!歴文2年の賀古です。
今年度民俗学研究会では、都内を中心にどのような形のお祭りがあるのか、見ていこうと考えています。
4月には、明治神宮春の大祭に行きました。
今回は、花園神社の例大祭に行ってきました。

花園神社は、新宿のビルが立ち並ぶ一角にあります。

いち  に

境内には、露店が並び、地元の方々で賑わっていました。
さん  よん

4日間行われる例大祭のうち、3日目の神幸祭では、2基の御神輿が町内を練り歩きます。
きらびやかな御神輿ですね♪
掛け声とともに御神輿を担ぐ様子は、とても活気がありました。
お祭りは、地元の方々によって作り上げられるものなんだなあと改めて思いました(^^)

明治神宮春の大祭では舞楽が演じられていましたが、今回の花園神社例大祭では御神輿が出てきました。
このように都内でもお祭りの形には、様々なものがあるのだと思います。
民俗学研究会では、引き続き都内を中心に様々なお祭りを見ていきたいです。

オープンキャンパス情報☆Part1☆ [2016年06月02日(木)]

平成28年度のオープンキャンパス日程

詳細は決まり次第ご連絡いたします。

6/19(日) 10:00~15:00
7/24(日)10:00~15:00
8/20(土)10:00~15:00
8/21(日)10:00~15:00
10/22(土)13:00~16:00
12/10(土)13:00~16:30
3/25(土)10:00~14:00

6/19(日)は松田先生(日本近現代史)
7/24(日)は菊池先生(アジア考古学)
8/20(土)は鶴岡先生(日本美術史)
8/21(日)は木下先生(西洋美術史)
による体験授業も開催予定ですhappy02

またAO入学試験を受験する場合は
6月、7月、8月のいずれかのオープンキャンパスにお越しください。
事前面談の上、必要書類をお渡しいたします。
まずはご相談くださいませ。

diamondみなさんのお越しをお待ちしておりますdiamond

曽我の傘祭りに行ってきました!②そして・・・ [2016年06月02日(木)]

続いて青木です。
前回は曽我兄弟の話をしていたら長くなりました。

今回はいよいよレポートに移っていきますよ!

傘焼きまつりは2日間に渡って行われます。
今年は21、22日でした。

1日目には浮世絵の展示や曽我兄弟の舞踊や芝居、
2日目には曽我兄弟らの団体行列や子供相撲、傘焼き神事などが行われます。
団体行列には歌舞伎俳優の方も参加され、華やかな様子になるとのこと。

いち

・・・まつり2日目の朝9時前に会場に着いた青木と、同じく院生の三野さん。
まつりの式典は10時からなので大分早いです。

さてどうしよう・・・

に

あ、あれ?三野さん何してるの・・・!?
お、おや、青木も・・・

さん

何故か衣装が変わったぞ・・・!笑

同じく参加してくれた学部生の3人も、揃いのハッピに身を包んでます。

そうなんです!

今回ありがたいことにお声掛けをいただき団体行列に参加することになった院生2人は、
それぞれ兄十郎の恋人、虎御前(とらごぜん)、
弟五郎の恋人、化粧坂の少将(けわいざかのしょうしょう)になったのでした。

ちなみに学部の3人が着ているハッピは主催の曽我兄弟遺跡保存会の方々が着られているもので、
背中に十郎の千鳥、五郎の蝶と、兄弟を表す図柄が入っています。

よんご

とてもかっこいいです!歌舞伎ファンとしてはこっちも着たかった…!

ろく

こちらが今年の曽我兄弟役のお二人。今年で2年目だそうです。
千鳥と蝶で、どちらがどちらかわかりますか?

そんなこんなで会場には行列に参加するため時代がかった衣装を着た方が入り乱れ、
町の中にも幟や提灯の代わりに傘が吊るされとても賑やかです。

なな

駅の近くの梅の里センターで式典がはじまると、
小田原市の市長、議員、名士の方々など、そうそうたる方々の挨拶が続きます。
このまつりの歴史と、果たしてきた地域で人々を結びつける役割に大きさを感じます。
最近では文化庁が推進する「日本遺産(Japan Heritage)」として、観光との連携も見込まれているとか。

さて、青木と三野さんは華やかさ担当(笑)なので、舞台の後ろに座って背景のようになってました。
すごい方々の背中しか見えない・・・。
でも、安心してください!後輩ちゃんが正面の写真を取ってくれましたよ!

はち

歌舞伎俳優の片岡孝太郎さんです!
どうして歌舞伎俳優さんが?!・・・と思われる人もいるかもしれません。
①でもお話したように、曽我兄弟のお話は能や歌舞伎ととても縁が深いのです。
そのため、毎年歌舞伎俳優の方がまつりに参加されているとのこと。

昨年は中村雀右衛門(前:芝雀)さんが見えたそうです。

今回、孝太郎さんは挨拶に加えて、歌舞伎作品「寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」の一場面、
十郎と五郎が仇である工藤祐経と対峙し再開の約束をするところを朗読してくださいました。
ひとりで何役も演じながら、それぞれの人物の輪郭、性格がはっきりと浮かび、
思わず聞きほれてしまいました。
孝太郎さんは女形の俳優さんですから、立役(男役のことです)を演じられているのも珍しく、貴重な体験でした。

他にも、相模人形芝居の下中座の林先生と座員のみなさん、地元旭丘高校の相撲部の方などがいらしていました。

きゅう

相撲部、迫力満点です。

その後、写真撮影を挟んで、いよいよ武者行列です!

じゅう

地元小学校のマーチングバンドの演奏に合わせて進みます。
隣の人たちが道の端々で見物されていて、小さな子は手を振ってくれました。
地方局のテレビカメラもちらほら。

駅まで着くと、写真撮影大会を挟んで撒き銭、撒き餅です。
曽我兄弟らに扮した私達、来賓、相撲部の方、孝太郎さんでお金やお餅(に見立てたお菓子)を撒きます。

じゅういち

それがこちら。

縁起物なので、ビニール袋などを持った人たちがひとつでも取ろうと待ち構えてます。
心なしか、相撲部、孝太郎さんの人が多いような・・・
そうですよね、わかります。縁起を担ぎたいですものね。

じゅうに

準備は万端、さあ投げますよ!
着物だということも淑やかな女性役であることも半分忘れて、肩の限りに投げました。
割と後ろの方まで投げられたかも・・・。

撒き銭、撒き餅が終わり、午後になると、傘焼き神事が行われます。

じゅうさんじゅうよん

神主さんが参加者を修祓(お祓い)し、浄めてから、
様々な願いが祈願された傘を読み上げ、それらが神に聞き届けられるようにお祈りします。
そして、まとめられた傘に火がつけられ、燃やされるのです。
地域の安全や熊本地震の応援、家内安全や芝居の成就など、
人々の願いを天に届けるかのように、勢いよく傘が燃えていました。

傘が燃え尽き、神事は終了。
このあとの居合道の抜刀隊の演武、子供相撲、2度目の撒き銭、撒き餅が行なわれまつりは終了。

私達は時間の都合で最後まで参加はできませんでしたが、初めての経験ばかりで感動し、帰りの電車を待つ間、おまつりについてずっと話していました。

今回参加した学生から感想を聞きました。
(名前は伏せてます)

「貴重な体験をさせていただきありがとうございました
今回初めて参加する側でお祭りに参上したのでとても新鮮でした
県内でもこのようなお祭りがあることを初めて知ることができ、地元の方ともお話をして色々なことを教えていただきました
また機会があれば参加したいです・・・!」

「武者行列に参加できたことがとても嬉しかったです!
衣装も間近で見れたし、生の歌舞伎俳優さんともお話することができて本当に貴重な経験となりました。
いつもは遊ぶだけのお祭に学ぶ姿勢でいったので、楽しく地域のひとと交流しながら知識を得ることができました。ありがとうございました!」

「すごい楽しかったです!
いろんな方とお話できて、いい経験になりました
あと、先輩方が美人でした!」

「住民の方々が地域の歴史に興味を持っており、まつりに参加することで地域を盛り上げようとしていることが伝わってきました。
傘焼きの神事はもちろん、行列の衣装や撒き銭、撒き餅の行事など、伝統をしっかりと守り続けている祭事だと感じ、今後も世代を越えて受け継いでいってほしいと思いました」

学生の中には、小田原に住んでいる人もいたので、地元にこんなお祭りがあることを知って新鮮さを覚えたようです。
私自身、このような伝統のある祭事、しかもお盆やお正月といった全国的なものではなく、地域独自のいわれがあるものに対して、
観る側ではなく、主催する側により近い立場で参加することができ、とても勉強になりました。
特に、こうした文化を継承する、観光資源にするといった「守りつつ、発展させる」といった問題について、考える機会を得たことはとても貴重だと感じます。
そして、その場で初対面だったにも関わらず、武者行列に加えてくださり優しい言葉をかけていただけて、はじめは緊張していましたが、いつの間にか誰よりもまつりを楽しんでいました。

曽我の傘祭りに行ってきました!①曽我物について [2016年06月02日(木)]

お久しぶりです!修士2年の青木です。
すっかりご無沙汰してしまいまして、歴文ブログを書かせていただくのもほぼ1年ぶりです。

さて、22日の日曜日に神奈川は小田原、下曽我で開催された「曽我の傘焼きまつり」に行ってきました。
今年で59回目を迎えるこのお祭りは、かながわのまつり五〇選に数えられ、
また伝統芸能である能や歌舞伎との関係も深い特別なものです。

簡単に説明すると・・・
日本三代仇討ちという、仇討ちの中でも特に有名なエピソードがあります。

・曽我兄弟の仇討ち
・伊賀越えの仇討ち
・赤穂浪士の仇討ち(忠臣蔵)

どれも能、歌舞伎、書物に作品が残るもので、そのうち1番目の「曽我兄弟の仇討ち」がこのお祭りの由来です。
鎌倉時代(1193年)、父の仇である工藤祐経を、曽我十郎(兄)、五郎(弟)の2人が追いかけ討ち取ったというのが簡単な流れですが、その道中、明かり代わりに傘を燃やしたことが伝えられ、祭りとして語り伝えられてきたそうです。(兄弟のお墓もこの地にあると伝えられています)
なので、回数こそ59回目となっていますが、実際数えてみるとその歴史は800年以上・・・気が遠くなりますね。

ああ

とはいえ、現代人が忠臣蔵で涙するように、仇討ち・・・というか、
命をかけて約束を果たすことに日本人は弱い、めっぽう弱いのです(青木もです)。

そのため書物「曽我物語」にまとめられてから、
能「小袖曽我」、幸若舞(こうわかまい)(信長が本能寺で舞ってるアレです)「和田宴」、
人形浄瑠璃「夜討曽我」、歌舞伎「寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」・・・と、とにかくテーマに取り上げられて、戦前までなら知らない人はおそらくいないだろうってくらい人気のエピソードなんです。
(特に歌舞伎だと毎年お正月には曽我兄弟の話:曽我物を公演しないとダメ!なんてルールができるほど好まれてました・・・)

今の人も知らないうちに見ていたりする曽我物。
歌舞伎作品「助六由縁江戸桜」(市川海老蔵さんの十八番)
紫色のハチマキに大きな傘に赤い隈取りの目玉をギョロリな、あの助六さん。
実は曽我五郎・・・って設定があるんですよ。
あとは演劇・放送部の人が何回も舌を噛んだ「外郎売」もそうですね。
そんな風に隠し設定(?)みたいなのも探してみると面白いです。

うん、語りすぎましたね!
一端ここで終わります。
続きますよ!

画像出典:早稲田大学演劇博物館デジタル・アーカイブ・コレクション

http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/