2016年6月

歴文卒業生 石原奈央子さんがリオ五輪 クレー射撃日本代表に選ばれました [2016年06月24日(金)]

歴文第2期生の石原奈央子さんがリオ五輪クレー射撃女子日本代表に選ばれました。

まことに慶賀に堪えません。

石原さんは栃木県鹿沼市にある古峯神社で神職として働きながらの快挙でした。

心からの祝福を捧げます。

古峯神社は石原さんのご実家で、卒業論文も「古峰神社の研究」でした。1300年以上の歴史を誇る神社の歴史を丁寧に辿ったもので、過不足のないピシッとした内容であったと記憶しています。講中が全国に2万以上も存続しているという一節は、今でも明確に覚えています。その厖大な数に驚いたのです。そのことを口頭試問で問うと、資料を挙げて冷静に答えておりました。少しばかりのことでは動じない人だな、という印象が残っています。

三人姉妹で、自分が神社を継ぐことになっているとも言っておりましたが、まさか射撃の選手になっているとは思いませんでした。

古峰ヶ原は日光山を開いた勝道上人の修行地で、また古峯神社は「お天狗さま」「天狗の宿」と称されて古い時代から庶民に親しまれている霊場聖地です。天狗の御加護は石原さんの身にも及ぶはずです。五輪での大活躍を祈る次第です。

古峰ヶ原の奥院・金剛山瑞峯寺が印施したお天狗さまの御影札を添えておきます。

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(仏教文化史担当・関口靜雄)

『第四十八回文楽鑑賞教室』に行ってきました! [2016年06月22日(水)]

歴文2年の片平ひかるです。5月11日、国立劇場の『第四十八回文楽鑑賞教室』に行ってきました。
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演目は有名な『曽根崎心中』!!

文楽は江戸時代に成立した芸能です。
・人形のセリフや心情、物語の状況を説明する「太夫」と「三味線」。
・生きているかのように人形を操る「人形遣い」。
この三つが合わさって、初めて文楽という舞台が完成します!!

『曽根崎心中』とは・・・
元禄16年(1703)に、近松門左衛門によって書かれ、大阪の竹本座で初演されたものです!
実はこのお話、本当に起きた心中事件をもとにしています。
この演目をきっかけに、人形浄瑠璃の世界に「世話物」が誕生しました!
主要な登場人物は、手代徳兵衛、天満屋お初、油屋九平次、すごく重要なカギを握ります!!
全体を通しての登場人物は、15人もいないほどのシンプルさです!
そして、この作品の影響で、心中が大流行し、幕府が取り締まるほどになってしまうのです!!
それほどまでにすごいのです!!!!

私自身、文楽というものを見たことがなく、ワクワクドキドキしていました!
言葉がわかるのかな、なにか独特なルールがあるのかななどという不安もありました。
しかし、文楽教室というように、最初に文楽で使われている人形の説明、三味線の説明などがあり、初めて見る文楽でも楽しめるようになっていました。
言葉は、舞台の上に字幕でが出て、それが各登場人物の言葉や心情、状況という風に色分けされてでいたので困ることはありませんでした!
初めてみた文楽は、一言でいうと、すごかったです!!
舞台は、いたってシンプル!
人形が本当のドラマの人間のように動き、気が付けば文楽の世界に引き込まれていました。
演出の一つ一つは、いたってシンプル。
シンプルだからこそ人物の感情などがまっすぐと、自分の中にストンと入ってくるものがありました。

ここで、同じように『曽根崎心中』を一緒にみた方の一言ですが感想をどうぞ!

『字幕があってよかった』
『楽しかった』
『楽しかったし、以外に休憩が多くて(生玉社前の段・天満屋の段・天神森の段と三幕に分かれておりその都度、10分ほどの休憩が入りました)よかった』
『動きがすごくリアルで、話に入りこめた』

主人公の心情、舞台効果を高める特別な演出が重なり、ラストシーンの美しさや感動・・・文楽の世界は他にはない魅力が詰まっていました。来年、機会があればぜひ見てみたいと思いました。

(ポスター出典:「独立行政法人 日本芸術文化振興会」HP http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2016/4987.html?lan=j)

 

 

2年生東明学林学寮研修 [2016年06月21日(火)]

6月8日~11日に歴史文化学科2年生は東明学林学寮研修に行ってきました。

1日目は生命の星・地球博物館の見学。
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恐竜、ちょっと恐い、でもカッコいい。歴史はさかのぼればきりがありません。

2日目は野外研修でポーラ美術館と箱根関所・関所資料館へ行きました。
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ポーラ美術館で「モダーン・ビューティー」展の見学。学芸員の先生からレクチャーを受けて、フランスのアートとファッションを堪能。お薦めの展覧会です。

3日目午前は労作奉仕活動で公共道路の清掃をおこないました。近隣の皆さまへの奉仕活動です。
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労作終了後に敷地内を散策すると
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みかんの木は花が落ち、ちょうどみかんの実がついたばかりでした。半年後には黄色く熟した美味しいみかんに!

午後はキャリア研究講座を実施しました。
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業界研究がテーマ。今回も事前に社会人メーンターの方にインタヴューをお願いし、その内容についてグループごとにパワーポントを用意し、プレゼンテーションを競いました。賞品を見事ゲットした優勝グループはどこでしょうか。

元気に楽しく、充実した3泊4日を過ごしたようです!学生一人一人が成長できた4日間になったのではないでしょうか!

特別展示「東日本大震災の復興支援活動」開催中 [2016年06月17日(金)]

こんにちは!歴史文化学科4年の坊野です。

現在光葉博物館で行われている特別展示「東日本大震災の復興支援活動~昭和女子大学での取り組み~」では、私の所属する武田ゼミの活動も紹介されています。そこで今回は、昨年参加したボランティア活動について感じたことを少し書きたいと思います。

昨年8月に参加した岩手県陸前高田市でのボランティア兼ゼミ合宿。文化財保存修復学のゼミとして、津波による被災資料の保存修復・記録、「奇跡の一本松」見学、そして最終日は平泉中尊寺を見学しました。

震災から5年がたっても、博物館内には未だ手つかずの資料が多く存在し、10名程の職員が日々修復作業を行っていました。また、市の中心部には多くの仮設住宅、津波により出来た、どこまでも続く空き地…初めて被災地に足を踏み入れた私にとって、そこは驚きの連続でした。復興は進んでいますが、まだまだ道半ばという印象。

そんな土地での修復作業は「ボランティアなんて、学生の私たちに出来ることがあるのだろうか…」と思っていた私にとって貴重な経験になりました。参加して感じたこと、それは「私たちにも出来ることがあるんだ」ということです。

昭和女子大学の学生が携わってきたボランティア活動について分かりやすく紹介している今回の特別展示。私も見学しましたが、震災から5年がたち、記憶が薄れている今だからこそ感じることもありました。保存修復した着せ替え人形や的などの玩具も展示されています。2016年7月2日(土)まで開催中です。ぜひ一度足を運んでみて下さい!

修復した被災資料の一つ

修復した被災資料の一つ

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「奇跡の一本松」近くにある旧ユースホステルの建物

改めて津波の恐ろしさを感じました。

岩手県は綺麗な星空が見えて涼しくて、空気と食べ物が美味しいので夏の旅行にとてもおすすめです(^o^)

綺麗ですね!

綺麗ですね!

みんなで食べたお餅の御膳。美味しかったです!

みんなで食べたお餅の御膳。美味しかったです!

花火は先生も参加してくださいました♡

花火は先生も参加してくださいました♡

 

【歴文生による授業紹介シリーズ】日本服飾史 [2016年06月16日(木)]

こんにちは、歴文1年のG.Aです。

今回は安蔵裕子先生の日本服飾史についてご紹介いたします。

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この授業は、日本における装いの歴史を概観する授業です。服飾には人々の生き方、態度や心情が託されながら、様々な形や表現が生まれます。その時代的・社会的特質と変遷の様相を、美術・工芸・文献資料等を通してたどります!

上級生が優先ですが、何年生でも履修することができます。この授業を履修している生徒はとても多いですよ♪人気授業の一つです♪

先生が配布してくださる資料プリントとパワーポイントを主に使用していく講義型の授業です。たまに博物館資料などの実物を見ることも出来ます。

4月の初回授業では、研究館の1階にある光葉博物館に移動して、束帯や十二単(唐衣裳)の資料などを実際に見学し、宮中に伝承されてきた公家の装束について学びました。博物館入館料は無料です。

昭和女子大学には大変珍しい、めったに目にすることのできない日本の近代服制を物語る弁護士の法服が所蔵されています。このように貴重な服飾資料などを実際に見ることができるのが日本服飾史の特徴です!

もちろん、その服が誕生した歴史などを大変詳しく、そしてわかりやすく解説してくださいます!!

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↑この写真は、先ほど述べた法服の実物(昭和初年のもの)を拝見しながらの講義風景です。この服装と帽子は、旧憲法(明治22年発布)の下で制定され、明治26年から昭和22年まで、法廷内で着用するよう定められていたそうです。

この帽子は、衣服に比べるととても立体的で不思議な形をしています。そのデザインには、奈良時代のスタイルが見えてくるのです。今回の授業で、これらの資料が登場した理由をお話しすると・・・・、実はこれまで、飛鳥時代から奈良時代へと服の制度の変遷について学んできました。冠位十二階に始まる冠の色彩によって身分を表していた7世紀初頭の制度から、ついに男性の被り物が黒色でしかも漆が塗られたものとなった頃、さらに中国の唐のスタイルが採り入れられた8世紀へ、つまりテーマは奈良時代の服制―唐の様式―というところへ入ってきたからなのです。

帽子の上の部分の膨らみは、元来は、いわゆるちょんまげ?(結髪して持ち上げた)を包んでいた部分だったことを表しています。もともとは、正方形の布を使って髻を包むように上から覆って、縛って結んだ姿を、はじめから形作って様式化してきた被り物なのです。その形が文明開化して散切り頭になってからも引き継がれていたのです!よく見ると、後ろに垂れる細長い2本、そして横の部分の左右に飛び出ている2本のリボン状のものが、結んだ姿の名残としてデザインされていることが分かります。その表情が「魅力的ですね!」と先生。

この明治時代の法服の様式を黒川真頼氏が提案したことから、東京美術学校の制服と同様の奈良調、と解釈されてきたようですが、明治時代の法服の方は大袖で、脇下の部分がプリーツ状になっているのに対し、東京美術学校の制服は筒袖で、脇下は縫われてなくスリット状になっています。この構造の違いは実物資料によってはっきりと分かり、解釈違いがあったことを知りました。服制は、着用の場や格付けによって定められるものですから、当時の風俗史研究者が、両者を明らかに異なるデザインにしたのは当然だと思います。

先生は、被り物の外観は両者ともに唐に倣った奈良時代風であることから、それが衣服形態も同一視させるほど象徴的なものであったのかもしれない、と語っていらっしゃいました。

以上のように、服飾の構造、歴史的人物、研究上の解釈など、細かい点まで楽しく学ぶことができます。

実物を見たり博物館に行ったりして楽しく日本服飾史について学びたい方、是非この授業を履修してみてください!!とても楽しいですよ♡

光葉博物館展示のご案内 [2016年06月14日(火)]

201606ポスター
歴史文化学科教員の武田昭子 先生(文化財保存修復学)が監修した展示
春の特別展「東日本大震災の復興支援活動 ―昭和女子大学による取り組み―」
6月6日(月)~7月2日(土)開催されています。
大学にお越しの際には、ぜひお立ち寄りください
パステル星 デコメ絵文字 詳しくは昭和女子大学 光葉博物館ブログパステル星 デコメ絵文字

 

 

オープンキャンパス情報☆Part2☆ [2016年06月13日(月)]

☆あじさい☆ デコメ絵文字 6月のオープンキャンパス☆あじさい☆ デコメ絵文字 

平成28年6月19日(日)10:00~15:00
オープンキャンパスでは皆さんの質問に、歴史文化学科の先生や学生がこたえてくれますshine
 わからないことや知りたいことをどんどん聞いてみてくださいhappy01

パステル星 デコメ絵文字 歴史文化学科ブースパステル星 デコメ絵文字 
大谷津早苗 先生(日本芸能史)
場所:80年館1階学科ブース

パステル星 デコメ絵文字 学科説明(11:15~11:30)パステル星 デコメ絵文字 
小野寺拓也 先生(西洋史)
場所:研究館2階 2L03教室

パステル星 デコメ絵文字 体験授業(11:30~12:15)パステル星 デコメ絵文字 
松田 忍 先生(日本近現代史)
タイトル:「史料解読~歴史学の基礎作業~」手紙 デコメ絵文字 
場所:研究館2階 2L03教室
授業内容:今春、歴史文化学科OGの実家から発見された犬養毅の手紙。
いつ、どこで、いかなる目的で書かれた手紙なのか。
手紙に残された痕跡を丁寧に追いながら、一緒に史料の謎を解こう。
歴史学はアクティブな学問なんですよ!

パステル星 デコメ絵文字光葉博物館展示解説(12:15~12:30)パステル星 デコメ絵文字
場所:研究館1階 光葉博物館展示室入口
春の特別展「東日本大震災の復興支援活動 ―昭和女子大学による取り組み―」
パステル星 デコメ絵文字 AO入試受験相談パステル星 デコメ絵文字 
山本暉久 先生(日本考古学)
関口靜雄 先生(仏教文化史)
武田昭子 先生(文化財保存修復学)
小野寺拓也 先生(西洋史)
松田 忍 先生(日本近現代史)

 

【歴文らじお】4年生に歴文の魅力を語ってもらう その4 [2016年06月11日(土)]

「【歴文らじお】4年生に歴文の魅力を語ってもらう」の第4弾、最終回です。歴文生から受験生のみなさまへのメッセージどうぞお聞きになってくださいませ!

【16】受験生のみなさまへのメッセージ(小熊さん・泉さん)

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【17】受験生のみなさまへのメッセージ(小川さん)

【18】受験生のみなさまへのメッセージ(強瀬さん)

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【19】受験生のみなさまへのメッセージ(篠崎さん)

これで締めとしようと思ったのですが、松田に用事がはいって少し退席。ボイスレコーダーだけ回して、学生5名で語ってもらいました。

【20】大学をどうやって決めた?/「4年間やれそうなものは歴史しかない!」と思った/就職率も大事/資格が充実/高校の日本史の先生がとても面白かったけど、高校時代には絞りきれなかった/研修旅行などが豊富で楽しそう/いい友達できそうだったから/高校の先生のススメ

ここで松田復帰。

【21】締め!

いかがでしょうか?生の声を聞いて頂いて、イメージ伝わりましたか?

次回オープンキャンパスは6月19日(日)の10:00~15:00です!松田も体験授業をやります。皆様のご来校を心よりお待ちしております♪

過去の歴文らじお記事もあります。こちらからどうぞ!

かもん!歴文のポーズ。「かかってこんかい」にも見えますが笑

「カモン!歴文」のポーズ。「かかってこんかい」にも見えますが笑

【歴文らじお】4年生に歴文の魅力を語ってもらう その3 [2016年06月11日(土)]

歴文らじお「4年生に歴文の魅力を語ってもらう」その3です!今回はみなさんの記憶に残る授業を語ってもらいました。お楽しみ下さい。

【10】授業紹介(日本近現代史特論・松田忍

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【11】授業紹介(文献取扱技能基礎関口先生

【12】授業紹介(文化財保存修復学基礎武田先生

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【13】授業紹介(倫理学・掛川先生

【14】授業紹介(民俗と芸能・大谷津先生

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【15】授業紹介(伝統文化の現場

歴文らじお、まだまだ続きますよ~♪

【歴文らじお】4年生に歴文の魅力を語ってもらう その2 [2016年06月11日(土)]

歴文らじお「4年生に歴文の魅力を語ってもらう」その2です!お楽しみ下さい。

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【05】オープンキャンパスの思い出(強瀬さん)/オープンキャンパスで質問したこと

【06】入学後、新しい興味が湧く/西洋史小野寺先生

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【07】学寮研修/3泊4日の共同生活/新しい人間関係をつくる場

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【08】クラス制度/クラスがあるから友達がいる/クラスアドバイザー(担任)がいるのは安心

【09】クラス制度/先生のところに相談にいける

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歴文らじおはまだ続きます...