【学生対談記事】ボストン春季15週間プログラム2017 (後半)

こんにちは、松田忍です。

ボストン留学中の歴文2年生3人と3年生1名による対談記事、後半をお届けします!

――ボストンに来て、アンラッキーなハプニングはあった?

川古谷(歴文2年):人間関係はやっぱりたいへんかな。

藤原(歴文2年):springが14とかだもんね、逃げ場がなくてつらいかも

中道(歴文2年):でも、寮生活を体験できたのは良かった。

椎名(歴文3年):やっぱり一人の時間は欲しいな、切実に。

川古谷:日本人同士だから楽な部分もあるけど大変な部分あるよね~笑。なんか、全てが上手くいく訳じゃないから自立が必要不可欠と親の有難さが身に染みてわかる。

中道:自分はマイペースでよかったと思う。

川古谷:それうらやましい!

藤原:自分が我慢してどうにかなるんだったら我慢してたけどね

川古谷:そう!でも、言わなきゃいけないときは言わなきゃいけないし…

藤原:日本人同士だから言いづらいけどね

椎名:耐えるのも強くなりそう。でも、こういう経験はもう一生できない気がする

中道:そうですね。

川古谷:授業はアメリカ式だけど生活は日本式だからね。でも、こっち来て自分と凄く自分と向き合って何が好きかとかどんなところで気を使うとかさ笑

藤原:確かにね。

――やっぱり街中を一人で(もしくは大勢でも)歩くのは怖い?

中道:最初は特に怖かった。

川古谷:今でも安心はしないね

中道:かばんは極力小さく前に身に付けるようにはしてるよね

椎名:あ、みんなそうなの。外の人は外の人で優しいからあまり気にしてなかった。ボストンだからかな…

――休日(Patriot Day/ Memorial Day)で何か感じたことはある?

藤原:パトリオットはボストンマラソンの日だったよね。今年は日本人が入賞して日本でも少しは有名になったんじゃないかな。

椎名:私もボストンマラソンは見に行ったよ~。ゴール地点まで行ったんだけどあんまり良く見えなかったんだよね。

川古谷:メモリアルデーは感覚的に日本のお盆みたいだけど全然違って盛大だったよね。めっちゃ旗がささってた。(真面目に)

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藤原:旗って笑 国旗ね!まじ、語彙力!

中道:…あ、思いだした!イースターに教会がオープンの日で教会めぐりが印象的だったかな。全部で八個回ったかな…まー全部中を見られたわけじゃなかったけど

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――さて、ボストンに来て二ヶ月が経ちますがどうですか?

川古谷:アメリカ式に慣れたね。例えば‥・

中道・川古谷:外だと時間にルーズになったとか。

藤原:でも、電車時間通りに動かないからどうしようもなくない?

川古谷:それね。

中道:まず、時刻表無いからね~。

川古谷:自由に出かけられるようになったのは嬉しいかも

中道:五月終わりぐらいだったよね。(注1)

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藤原:こっちきて天気予報まで信じられなくなってきた

川古谷:わかる!

中道:飛行機よく見るかも!でも、全体的に言っちゃうともうこっちの生活に慣れちゃってあんまり差が分からないかも(笑)

藤原:この間知ったんだけど、昭和ボストンの立地が意外と良くて、行こうと思えばどこでも行けるのが驚き。歩くのが好きな人は本当にどこでも行けると思うね。

椎名:アメリカと日本の良さ両方が分かってきたかな…例えば、ボストンの人は優しいし、自然(芝生)とか豊かで、日本はやっぱり食の有難さが一番。食べ過ぎると胃が死ぬ!あと日本には気付かない優しさがあるね

――ボストンにもってきて良かったものとか持ってきた方がいい物とかある?

川古谷:お茶漬け・味噌汁!やっぱ永○園がいいよね~お茶は伊○園!

中道:ま、作ろうと思えば作れるけどね(笑)でも、シャー芯とか勉強道具は無印あるけど日本から持ってきた方が質いいよね

椎名:それはある―。

川古谷:こっちで買うべきものはハーバードのノートぐらい。

中道:クリアファイルは全くないね。(注2)

川古谷:ポストカードを送る習慣が凄い強い!

藤原:あと、確実に日本よりかわいいし、種類が豊富じゃない?

川古谷:彼氏いる人は確実に買って帰るべき(笑)

――では、最後にこのプログラムに参加したいと思っている人へひと言お願いします!

川古谷:来れる物なら来た方が絶対いい。英語力云々じゃなくアメリカの文化に触れられるしね。しかも安全に。

中道:歴文だからこそ面白いよね!

藤原:他の学科もいるしいろんな刺激を受けられるよね。奨学金で来てる人もいるよね。

川古谷:私は奨学金で来てるし、他のプログラムに比べてあんまり成績の条件がないしね。

椎名:日本ではありえないようなものが普通に見られるとか、全く違う文化に触れられることが本当に面白いから、来られるなら来た方がいいと思う。

ALL:そうだよね~。

(注1)ボストンキャンパスでは学生たちが現地の生活になじんできたのを一歩ずつ確認しながら、段階的に外出を許可するようになっています。学生たちの「安全」と「冒険」とを両立させるために、ボストンスタッフのみなさまは日々考え抜いているのです。

(注2)ボストンには本当にクリアファイルがないみたいですよ。松田が他学科の先生方とボストンに出張したときも、クリアファイルを大量にもっていくと喜ばれるという話をされましたよ!意外なところで生活の違いがあるんだよねぇ。

留学中のみなさま、記事執筆ありがとうございました!みなさん、辛いことも含めて深い経験をしていらっしゃるのが伝わってくる記事でした!

今回松田からは「なんかボストンの紹介記事書いてよ~」と雑なオファー(笑)を出したのですが、きっちり4人で話し合って対談記事に仕上げて頂きました。お忙しい中本当にありがとう!!

東京はじめじめとした梅雨が続いていますよ。みなさんが帰ってくる頃には梅雨もあがり、気持ちの良い夏真っ盛りかな??残り期間も先生方やスタッフのみなさまに感謝しながら、しっかりとチャレンジをしてくださいね!

またこれを読んで下さっている受験生のみなさま、昭和女子は海外が近い大学です!長期プログラムも短期プログラムも、海外経験を積むための、たくさんのチャンスが与えられる大学ですよ!日本語日本文学科と歴史文化学科で共同開設している「ボストン日本文化プログラム」(2018年春に開催される短期プログラム)は、今年30名近い応募者が集まっているそうです。みなさんが昭和女子にご入学になったあかつきには「こんな私が海外なんて」といったりせずに、当たり前のように海外経験を積んでいって欲しいなと思っています!チャレンジ精神のあるかたを心よりお待ちしております!