今年も卒業論文集つくりました!

みなさま、こんにちは!日本近現代史担当の松田忍です。1月26日に毎年恒例の卒業論文集を作成しました。

卒業論文集に掲載された卒業論文は下記の9本

「江戸幕末から明治初期にかけての「公議」の変容―『宮島誠一郎関係文書』を中心に―」

「宇都宮太郎のアジア政策構想―日清戦争から第一次世界大戦までー」

「一九三〇年代における日中関係 ―「暴支膺懲」をめぐって―」

「紙芝居と国民国家の一九三〇年代 ―教育とメディアの視点から―」

「昭和一〇年代日本における新しい国民統合の模索―祭祀体系の再編から敬神の生活化まで―」

「BC級戦犯にみる戦争犯罪概念の形成」

「一九五〇年代国民の歴史観 ―生活記録に描かれた母の姿から―」

「高崎市中心市街地の変容と経済的位置―商店街における消費行動を通じて―」

「〈物語消費〉の加速が生み出すディスコミュニケーション」

幕末から平成までの日本史を研究したい学生を松田ゼミに受け入れているのですが、近年の傾向として、本当に戦後史をテーマに選ぶ学生が増えました。上のリストを見ても4名が戦後史になっています。4月から松田ゼミを志望している2年生も過半数が戦後史希望ですからねぇ。

それにしても、この代のゼミはハチャメチャでございました笑

「先生は高崎に対する私の愛をこれっぽっちもわかっちゃいない!」「(報告の緊張感のあまり、リアルで)吐きながら、レジュメ作ってます!」などの数々の名言が飛び出し、さらに悔しさのあまりの号泣などもありました。あまりの混乱ぶりに、「(研究&報告の際には)吐かない!泣かない!怒らない!」の3ルールが設定されました。だいたい破る奴がいるわけですが笑

そういえば、3年生のときには、ゼミ報告の準備は徹夜で朝までやりきり、メイク時間まで研究につぎ込むのが基本であるため、「報告者はすっぴん」という謎ルールがあった時期もありました。「報告者なのに、なんでメイクしてきてるの?」発言があったり笑(この件については一切松田は介入していません、ゼミ生が勝手に作ったルールであり、ゼミ生の発言です!念のため笑)

そういう意味では体育会系だったのかなぁ。負けず嫌いの奴らが非常に多く、競いあいながら駆け抜けた2年間でありました。その一方で迷っている仲間を励ますために少人数の飲み会開いたこともあったなぁ~。いろいろと動いてくださったみなさまありがとう!結果的に全員卒論を提出出来たことは本当に嬉しく思っています。

「なにかを調べて報告してまとめることの感覚がわかった今だったら、もっと上手くやれると思うから、もう一回3年生からやり直したい」みたいなことを言ってくれた学生もいます。だけど後悔する必要はないよ。その感覚が分かったこと自体が君の2年間の学びだと思うので。

泣いて吐いて怒るほど本気で研究対象と向き合った2年間だったからこそ、みんな研究して成長することができました。生の素材を分析して歴史像を組み立てる力、文献を読み込んで自らを成長させる力、議論する力、君らが身につけた力は、どれをとっても、これから羽ばたく社会で必要になる力ばかりです。

下の集合写真で松田がもっているのは、みなさんが書いてくれた寄せ書きです。ど真ん中に、でっかく「辛かった!」と書いてあります。でもその一方で、みなさん「このゼミで良かった!」と書いてくれました。正直言って、みんなの本気と向き合うことは松田も辛かった!でもただ提出するだけではなく、苦しんで楽しんで想いを込めた卒論を完成できたことの意味は大きく、そこを乗り切れなきゃ得られないものをみんな得られたんじゃないかな。みんなが成長したのと同じくらい、松田も成長できました。心からのありがとうを伝えたいと思います。

ゼミ生全員これからの人生、幸あれ!