「歴史文化と社会Ⅰ」 卒業生からのアドバイス

みなさんこんにちは!
2022年に歴史文化学科を卒業したSです。現在は印刷会社にて、主に和紙印刷の営業を行っております。

6月29日に3年生必修授業「歴史文化と社会Ⅰ」で、卒業生からのキャリアに対するアドバイスとして就活体験をお話しさせていただきました(こんなに早く母校訪問が叶うとは!)。
今日はその授業の様子を紹介します!

私は、「社会人の自分が、就活を始めた3年生の自分にアドバイスするとしたら」という目線ですすめました。

授業内で伝えた内容を一部載せますので、おさらいしていきましょう!

1つ目は、「自分について整理すること」

自己紹介でわたしは「人が食べてるハンバーグを食べたくなるタイプ」と表現しました。たくさんのことに興味を持ち、体験し、それを発信した周囲も巻き込んでいく…思い返せばそんな経験ばかりです。
好奇心と行動力で「今が一番楽しい!」を常に更新することができているのは、以下の行動をとくに大切にしているからだと感じています。

①悔いの残らないように行動
(逆算して計画をたてる。長期的な目標→短期的な目標をいくつか達成していく)

②脱・完璧主義
(完璧を目指しながらも、8~9割できれば上々!反省は次に活かす)

③ポジティブ変換
(どんなことでも楽しんだもの勝ち!「嫌々やらされている」と思わない)

みなさんはいかがですか?

2つ目に、「歴文スキル→営業へ!」

「手で考え、足で見る」歴文スキルは、どんな業界でも通用するのです!

新規の和紙の問合せを担当するにあたり、入社1年目は仕事になれることと、課題を視覚化することを目標にしました。

具体的には、今まで実績のある製品や問い合わせ内容、全国の製紙会社と和紙の産地や特徴、HP訪問履歴の分析、和紙製品を普段から探したり工場見学したりすることなどです。

さらにこれらをデータ化すると、問い合わせの傾向や、全国の和紙印刷を行っている会社を絞り込めました。現状の課題を社内で共有することで、新たな意見が出てきます。

このような「自ら問いを立て」→「あらゆるアプローチ方法で調査を進め、分析し」→「問いに対する自分の回答を発信する力」は、歴史文化学科の学びで培われ、身に付きました。

最後に、もやもやQ&Aとして、

・就活を始めるのは早ければ早いほど有利!
・面接はとにかく場数!
・ESを丸暗記しない & ESに全部盛り込まない!
・面接官は敵じゃない!

などを、後輩たちに伝えました。

授業を通して、皆さん本当に真剣に、かつ興味を持って参加してくださったことが伝わってきました。ありがとうございます!
何かとネガティブになりがちな就活ですが、前向きな姿勢で、自分のペースで活動していってください!

大学3年生は、やれること・やりたいこと・やらなきゃいけないことがたくさんありますよね。。。
しかし皆さんのペースで、少しずつ、でも悔いの残らないように進めていってくださいね!!
皆さんのまわりにいる人たちを頼ってください!

もちろん、わたしも応援しています!!