これを使うことで、画像や動画などを見ているとき、特にどこに注視しているか「視線」の動きを調べることができます。
例えば、広告やCMを見ているときにどこを重点的に見ているのかを調べることができます。
これにより、我々がどのようにして広告やCMの影響を受けるのかの手がかりが得られます。
また、乳幼児のこころのあり方を探るためにも有効なツールとして考えられています。
こどもがどのように外界を認識しているのか、また、どのように対人関係の理解しているのかを調べることができます。
高価な機器ですが、そこから得られるものも価格に比例して大きいのです。
今日はその機器を制御するPCソフトが新しくなったので、説明会が開かれました。
心理学科から6名の教職員が参加しました。先生方それぞれに有効利用を考えていたようです。
アイトラッカーを奪い合う姿が目に浮かぶのですが、それぐらい熱心に研究されているということですよね😁
実際に本学教員によるアイトラッカーを用いた研究例を以下に示します。
番場 あやの・上村 保子 (2007). 基本6表情認知における注視部位の基礎的検討 :FACSに基づいた日本人表情刺激を用いて 昭和女子大学大学院生活機構研究科紀要, 16 (2), 73-84.
(アドミッション広報担当)