2月16日(火)9:50-14:00に卒業論文発表会が催されました。
卒業論文は提出すれば終わりではありません。内容を要約した口頭発表を求められます。
卒業論文を提出したばかりの学生には厳しい試練かもしれませんが卒業論文発表会を行うにはいくつかの理由があります。
卒業論文に求められるレベルを満たしているか
卒業論文が一定のクオリティに達しているか、複数の教員が評価をします。
これから卒業論文に臨む後輩たちのため
専門的な研究活動に触れ議論に参加することで、将来的に卒業論文に臨む意識を育てます。
研究結果を還元していくため
発表を通じて、研究協力者(主に心理学科の学生)へ結果を報告します。得られたデータは研究者だけのものではありません。結果を報告し公表することは、研究を社会に還元するためにとても重要な義務となっています。
これらを満たして初めて卒業論文が完成したといえます。
4年生は、2万字以上の卒業論文を10分程度のプレゼンテーションにまとめるだけでなく、事前知識のない人にわかりやすく説明するスキルも求められます。
たいへん難しい作業ですが、この経験は必ず社会人になってから活きるはずです。
在学生の皆さんは先輩の卒論を超えるような研究を是非行ってください😊