今年度も、心理学科の卒業生をお招きしてOGガイダンスを開催しました。
参加した2年生にとって、卒業後の進路はまだ漠然としたものですが、同じ心理学科を卒業して活躍されているOGのお話しを伺い、多くのアイディアやヒントをいただいたことと思います。
ガイダンスは2部構成で、前半は昭和女子大学大学院に進学した2人の先輩から、後半は社会人1年生の3人の先輩からお話しを伺いました。
大学院進学の先輩方は、「大学院に行って何を学び、研究したいのかをよく考えて、ゼミ担当の先生と研究計画をきちんと練ること」の大切さを指摘しました。受験勉強の参考資料もご紹介いただきました。また、「学部の授業のプリントは、復習で学ぶことが多い」とのことでした。
社会人1年生として活躍中の先輩方も、以前は進路について悩んでいたこと、就職活動では失敗しながらも、自分が何をしたいか、何ができるかを考えながら、現在の仕事にめぐりあったことをお話しいただきました。社会人としてのやりがいと楽しさ、心理学が仕事のあちこちに活かされていることをお話しいただきました。
2年生からも「心理学科で学んでよかったことは何か」「英語の資格は就職に役立つか」など多くの質問が出ました。どの質問にも、先輩が丁寧に答えて下さいました。このような身近なOGの具体的な経験のお話しや、直接の会話が、2年生の将来のキャリアプランの具体化・明確化に役立ちます。
心理学科では、このようなキャリア・ディベロップメントを促す様々な機会を設けて、学生さんたちをサポートしていきます。
文責:キャリア支援部委員(本多ハワード素子)