昭和女子大学心理学科平成26年度卒業論文中間発表会が、7月19日土曜日に行われました。
心理学科卒業論文は、現4年生が,3年4月から各ゼミで2年間をかけて完成させていきます。研究論文作成作業は、まず問題意識の構成からはじまります。心理学の何を研究したいのか、カウンセリングや臨床心理学あるいは社会心理学、発達心理学、教育心理学、認知心理学など幅広い人間の心と行動に関するテーマを探します。その後、文献検索、文献研究、研究における問題点の明確化、研究課題決定、方法検討、調査・実験等開始、データ収集、データ分析、結果考察、結論に至るまでの壮大な24ヶ月の研究プロセスとなります。
今回の中間発表は、来年初頭に提出までの六ヶ月前の発表となります。各ゼミ教員による厳しい指導と、仲間によるアクティブラーニング、ピアエデュケーションにより得たものの初めてのパワーポイントを用いたプレゼンテーションとなります。
心理学科4年生は、同級生や後輩の3年生・教員の前で緊張の面持ちで、しかし堂々と発表経験を重ねていくこととなります。
素晴らしいモチベーションが伝わってくる中間発表プレゼンでした。内容は就職活動まっただ中のこの時期もあり、個人差がかなりありましたが、六ヶ月後の卒業論文完成及び発表会が今から期待されます。
(文責:山崎洋史)
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