2015年度 方法論「質問紙調査法実習B」

こんにちは。今日は、「質問紙調査法実習B」の授業の様子を紹介します。

質問紙調査法実習Bの授業は、後期月曜日の3・4講時に行われています。今年度の調査テーマは、「女子大学生のグローバル化に関する意識」です。

この授業では、4つの班に分かれて下位テーマを考えます。各班、テーマに沿って質問項目を設定し、質問紙(アンケート)を作成した上で調査を行います。各班の質問項目を1つの調査冊子にまとめて、他の授業の時間を利用して調査を実施させていただきました。左の写真は、質問紙を配付し、実施目的や注意事項について教示をしているところです。また、右の写真は調査協力者が質問紙に回答している様子になります。

 

 

 

調査を行った後には、回答結果を集計し、得られたデータを統計的に分析します。研究目的と分析結果をパワーポイントにまとめて発表し、班の結果を受講者全員で共有しました。最終的には、班の仮説に自分のオリジナルの仮説を加え、仮説について検証し、結果をレポートにまとめました。

 

 

 

以下は、各班の感想になります。
1班は、刺激欲求の高い人ほど海外旅行をしたいという気持ちが強いかどうかについて調査をしました。分析方法を考えるのが難しかったですが、適切な分析を行って、結果が出た時には達成感がありました。
2班は、海外旅行経験の有無およびパーソナリティ特性と国際理解への積極性との関連を研究しました。パーソナリティ特性の因子分析はうまく結果が出ず苦労しましたが、班で協力して頑張りました。
3班は、外国語効力感と学年がグローバル回避行動に及ぼす影響について調査しました。分析するのは大変でしたが、班の人たちと協力をしながら楽しくできました。この経験を卒論に繋げていきたいです。
4班は、周囲の留学経験者の有無と達成動機が留学欲求に及ぼす影響について調べました。班全体で案を出し合い、役割分担をすることで、協力して結果を出すことができました。