2015年度 演習科目「心理学入門演習」~ことわざを科学的に検証しよう!~

今回は2年後期の必修授業である「心理学入門演習」についてご紹介します。

この授業は、3年生から本格的に始まるゼミ(心理学専門演習)に向けた準備として、

  • 研究計画の立案
  • グループ討議
  • プレゼンテーションの基礎的な力

を身につけることを目的としています。

このために3~4人の小グループに分かれて、半年かけて議論を重ね、各グループの研究計画を発表します。

テーマは「ことわざ」です。

ことわざは古人の経験則といえますが、その経験則が本当に科学的に正しいのかどうかを確かめるための研究計画を考えます

まずグループごとにことわざを1つ選び、ことわざの意味を心理学のことばに置き換えます。

そして、それを実験調査などで証明する方法のアイデアを出していくのです。

 

①

 

最後にはパワーポイントを使った研究計画の発表会を行います。

 

どのグループも、プレゼンテーションの方法にも工夫を凝らします💁‍♀

 

発表会で優秀賞に輝いたグループの学生からのコメントを紹介します。

私たちは、「類は友を呼ぶ」ということわざについての研究計画を立てました。

初めに先生方から説明を聞いているときは、ことわざを心理学的に考えるなんて楽しそうだなと気楽に考えていたのですが、実際やるとすごく難しかったです。

みんなでアイデアを出し合ってこれがいいんじゃないか!という研究計画をたてても、先生方の質問や指摘に打ちのめされ考え直しの繰り返しでした。
最終的には優秀賞に選んでもらえて、この授業が始まるまでしゃべったことなかった友達とも仲良くなれて、終わってみれば楽しい授業だったなぁと感じます。

「若い時の苦労は買ってでもせよ」といいますね。この経験は3年生から始まるゼミ(心理学専門演習)で必ず活きてきます。皆さんよく頑張りました✨


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