2016年度 方法論「データ解析実習Ⅰ」📊

こんにちは。心理学科2年の岩本です。今回,方法論科目の一つ「データ解析実習IA」(現,データ解析Ⅰ)の授業紹介をします📢

データ解析実習はパソコン教室で行われ、心理学研究に必要な統計の基礎知識と分析方法を学んでいます。

分析にはSPSSという統計分析専用のソフトを使い、毎回違ったサンプルデータをもとに分析を行います。

 

今日の授業では、一元配置分散分析というものを学びました。今回用いたのは3種類の「麻酔薬の持続時間」についてのデータで、一元配置の分散分析はこれらを比較するための分析方法です。

これまで2種類のデータを比較する分析方法(例:t検定)を学んできましたが、3種類になると違った分析方法を利用するということを初めて知りました。

分析では、まず帰無仮説というものを立て、分析によってこの仮説を棄却するかどうかを判断します。棄却された場合には、さらに多重比較というものを行います。そして最終的に、分析結果をわかりやすく文章にしてまとめました。

このような分析は簡単ではありませんが、毎回課される練習課題に取り組み、次の回で小テストを行うので、分からない部分が明らかになり知識が定着しやすいです。授業の回数を重ねるごとにスムーズかつ正確に分析ができるようになっています。

 

 

(心理学科 2年 岩本)


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