今年の展示は、例年好評である「逆さ眼鏡の体験コーナー」や「鏡映描写の実験コーナー」を引き続き設け、さまざまな錯視のスライドショーを上映しました。さらに今年は新たに、日常に関連のある心理学についてポスターを作成し、展示する取り組みもしました。
日常に関連のある心理学には、「赤ちゃんってなんで可愛いの?」という疑問が例に挙げられます。誰しも1度は考えたことがあるのではないでしょうか?一見すると心理学には関係がないように思われるかもしれませんが、発達心理学分野に関わります。「赤ちゃんの顔に可愛いと思えるヒントがある」ことや、「赤ちゃんが育児の大変さを感じている?!」ということなどが原因として考えられます。
ポスターは、皆さんに見ていただいて「あっ!そうなんだ!」理解していただけるようにイラストを用い、かつ心理学の理論や心理学用語を分かりやすく簡単に説明した展示をしました。
今年は、有志メンバーの半分以上が初めての参加ということもあり、最初は分からないことが多かったのですが、去年も参加したメンバーが中心になって、助け合いながら活動しました。準備から片付けまで効率よくでき、更には全員でポスター作成に挑戦し、心理学の知識をより深めることができました。来年も、来てくださる方はもちろん、有志メンバーも楽しく学べる展示にしたいと思います。
(2年 花澤)