平成29年度 Boston Summer Session 心理学プログラム

こんにちは。心理学科1年の松田です。

今日は、私が今年参加したBoston Summer Sessionでの体験を紹介したいと思います。

このプログラムは夏休みの1カ月間、マサチューセッツ州ボストンにあるShowa Bostonに留学するというものです。「英語に自信がないけど留学してみたい」「充実した夏休みを過ごしたい」「何か新しいことに挑戦したい」そんな方にお勧めのプログラムです!(外国語と専門科目の単位を取得することが可能です)

私も英会話に自信がない上に、海外には一度も行ったことがなかったので、留学する前は不安でいっぱいでした。しかしいざ留学してみると、とても楽しかったです!1カ月という短い期間で、英語・専門科目の両方を学び、更に観光などで文化を知ることもできるという、盛りだくさんの内容になっているのが魅力です。

まずは英語・専門科目の授業を紹介します。

英語の授業では、十数名のクラスに分かれ、発音の練習やペアでのフリートーク、ディスカッションなど、主に会話を中心とした授業を行いました。発音の見直しはもちろん、英会話にも慣れることができます。上手く話せなくても心配いりません!先生が優しくサポートしてくださいます。最後の授業では、プレゼンテーションも行いました。専門(心理学)の授業では、パーソナリティやアメリカの犯罪、脳についてなど、様々なことを学びました。1つのことを深く学ぶわけではないので、1年生でも理解できる内容です。もちろん全て英語ですが、通訳の方がついてくださるので安心です!フィールドワークや、ゲストの方のお話を聞く機会もありました。盲学校を見学したり、こども病院で働いている方のお話を聞いたりと、貴重な経験になりました。写真は、盲学校に展示されていた表面に凹凸がある地球儀です。目の見えない人が国の形や位置を理解するために実際に使われていたものだそうです。この学校の出身である、ヘレン・ケラーも使っていたそうですよ。歴史を感じますね!

 

 

次はフィールドトリップについて紹介します。

週に1度、プログラム参加者全員でボストンの有名な場所や中心街に出かけました。ボストン美術館やセーラム魔女博物館など、歴史や芸術を感じることのできる場所に毎週出かけられたのは、本当に貴重でした。写真は、プリマス・プランテーションです。17世紀にプリマスに入植した人々の当時の暮らしがリアルに再現されていて、タイムスリップした気分になれました。フィールドトリップの日は授業がないので、気分転換にもなりますよ!

フィールドトリップ以外でも、自由時間を使ってショッピングや観光を楽しむことができます。ボストン市内であればどこへ出かけても良いので、休日や放課後の過ごし方は本当に様々です!私は大学巡りをしたり、いくつかの街をショッピングして回ったり、Showa Bostonの近くをのんびり散歩したりしました。写真は、ハーバード大学の銅像の足に触れているところです。「銅像の足に触れると幸運が訪れる」という噂があるそうですよ。是非触ってみて下さい!

最後に、様々なイベントを紹介します。Boston Summer Sessionには、オプショナルツアーがあります。参加は希望性で、今年はナイアガラの滝ツアーとニューヨークツアーでした。私は両方とも参加したのですが、週末がより充実したものとなりました!絶景・クルージング・ミュージカル観劇・ショッピング…。とても贅沢な時間を過ごすことができました。写真はナイアガラの滝です。なんと、船ですぐ近くまで行くことができました。滝の音と雨のような水しぶきを間近で感じ、大迫力でした!

Obon Festivalや野球観戦もありました。Obon Festivalは、Showa Bostonに地域の方をお招きし、日本の伝統的な遊びやお祭りの食べ物を通して交流するイベントです。学生スタッフはボランティアなので、授業以外でも英語を話したい方や多くの人と関わりたい方にお勧めです。私も参加しましたが、日本好きで優しい方が多く、楽しく交流することができました。

Boston Summer Sessionでは、本当に様々な経験ができます。新しい出会いがたくさんあり、新しい仲間もできます。私にとってShowa Bostonで過ごした1カ月は大切な思い出であり、成長への第一歩でもあります。思いきって挑戦したことは、きっと自分の糧になるはずです。

皆さんも是非参加して、充実した夏休みを過ごしてみませんか?

(1B 松田 麻友子)