3月16日84名の心理学科生が卒業の日を迎えました。
9時30分より、平成29年度の卒業式が人見記念講堂にて挙行されました。式では、学科長の呼名に応じて全員が順番に返事をしたのち、「学士(人間社会学)」を授与されました。学部代表として、心理学科生が卒業証書を学長から授与されました。その後、学長式辞、理事長・総長告辞、光葉同窓会代表の祝辞が続きました。光葉同窓会代表からは、社会人の先輩として、実体験に基づいた心のこもった祝辞をいただきました。厳粛な中にも暖かみのある式が終了しました。
大学全体での卒業式に引き続いて、心理学科での学位記・各種賞状授与式が行われました。在学生から手渡された花束を手に、会場の教室にそろった卒業生は、クラスアドバイザーが名前を読み上げる中、一人ずつ前に進み出て、学科長より学位記を授与されました。
「おめでとう。頑張りましたね」と声をかけられると、笑顔と共に、しっかりと「はい」と答えていました。穏やかながら、自信に満ちた笑顔が印象的でした。
ここで、学位記授与を祝い、卒業生の前途を祝って、くす玉を割ることになりました。4年クラスアドバイザーが協力してひもを引いたところ・・・卒業生を思う気持ちが強すぎたのか、くす玉ごと引っ張り落としてしまい、卒業生を含めて一同大笑い・・・にぎやかな笑い声に包まれました。
続いて、成績優秀者に対して贈られる学長賞と学科長賞、4年間の恪勤や精勤を讃える恪勤賞が各対象者に授与されました。
最後に、学科長が、「身体に気をつけて、卒業後も一生にわたって学び続けてほしい。心理学科での学びを成し遂げたことに自信をもって、社会でも学び続けてほしい」と式辞を述べました。
人見記念講堂での卒業式では緊張の面持ちの卒業生でしたが、慣れ親しんだ学科での授与式では、終始満面の笑顔でした。黒一色のアカデミックガウン姿が、卒業生の誇らしげな笑顔をより一層際立たせていたように感じました。
卒業生のご健康と今後の ご活躍を心よりお祈りいたします。
(藤崎春代)