こんにちは、心理学科2年の石井です。今回は、ズバリ、「会ったことのない1年生と、上級生がどのように交流したか?!その工夫!」についてご報告致します。
COVID-19の世界的流行により、4月7日に緊急事態宣言が出ました。1年生の中には慣れない土地での生活を余儀なくされた方もいると思います。私の友人にも帰省したまま首都圏に戻れない人もいます(私もその一人です)。
例年、心理学科では、入学式後のオリエンテーション期間に、新入生がお茶会や夕食会で上級生と交流します。毎回、好評をいただいているのですが、今年は中止になりました。そこで企画されたのが、zoomを通した上級生との「交流タイム」です。
当日までの運営には、お茶会・夕食会運営メンバーだけにとどまらず、有志の上級生が何人も名乗りを挙げてくれました。事前に1年生から質問を募集したのですが、担当の上級生だけでは回答しきれないと考え、まずは上級生へのアンケートを実施することにしました。
具体的なアンケート内容ですが、「授業」「自主学習」「アルバイト」「サークル」などに関する実態調査に加え、“自分自身も1年次に不安だったこと”についてのアドバイスを募集しました。たった一週間で、上級生全体の約3割の回答が集まりました。集まった回答内容はA4用紙で換算するとなんと17枚分!?すべてをスライドにまとめることを泣く泣く断念しました。自分自身のオンライン課題もこなしつつ、アンケート結果を集計してまとめ、1年生に結果を発表しました。アンケート調査の計画・集計・発表を2週間で行うという突貫工事スケジュールでしたが、1年生からの好評も得られ安心しました。
「交流タイム」当日は、1年生10人に対して上級生1~2人がつき、zoomのブレークアウトセッションによるグループミーティングを行いました。私の参加したグループでは、チャット機能を用いて1年生から質問を募り、上級生が答える…という具合で進めました。「授業の課題」についての質問から、「学校周辺の美味しいご飯」というほのぼのした質問があり、もっとたくさん時間があったらと思うほど充実した交流タイムとなりました。
来年は、例年通りの「お茶会と夕食会」が復活することを切に祈りつつ、可能であれば、今回行った上級生への事前アンケートを実施できたらと考えております。もう少し人手があると助かるので、みなさんいかがでしょうか? もちろん、今年度の1年生のみなさんも大歓迎です。地味なアンケート集計作業も楽しいですし、「お茶会・夕食会」の運営に関わるのもおすすめです。何故か宣伝のようになってしまいましたが、是非ともご検討いただけると幸いです(笑)。
(2年 石井)