「オンラインでの実施」
今年に入り、この言葉を何度聞いただろう…。
例年、3泊4日で学寮研修を実施していますが、今年はコロナの影響を受け、オンラインでの開催となりました。
私たち心理学科は、学生企画として「オンラインコミュニケーション促進プログラム」を実施しました。
(1日目の「キャリア支援プログラム」の実施報告については、こちらをご参照ください)
学年の枠を超えた交流が醍醐味の交流プログラムを、どのようにオンラインで実施できるか、対面の時と同じように、またそれ以上に、楽しませることができるか、委員全員にとって大きな課題でした。
2つのコミュニケーションゲームを企画し、1年生と3年生混合のグループ対抗戦にするというイメージはありましたが、それをzoomでどのように実施するか、約200人という多くの人が皆で参加できる具体的な方法を試行錯誤しました。
(2年生の実施報告についてはこちらをご参照ください)
会議を重ねるたびに問題が見つかり、夜遅くまで準備をしてくれたメンバーもいたり、当日まで誰1人このプログラムの完成形をイメージできなかったと思います。
不安ながら迎えた当日、新入生との初めての顔合わせに緊張しました。
少し恥ずかしそうに挨拶をしてくれた1年生達は、企画の心理学用語クイズで3年生顔負けの正答率を見せてくれました。
(心理学用語クイズの実施風景)
これは本当に驚きました。。。(笑)
(ホワイトボード機能を用いた絵しりとりの実施風景)
ネット状況の不調や、zoomのホワイトボードが想定通りに機能しないグループがあったり、想定外のこともありましたが、その度にグループのリーダーを中心にどのようにしたらよいか知恵を出し合ってカバーし、結果的に全グループが最後まで楽しみながらコミュニケーションプログラムを実施することができました。
(プログラム運営風景)
このプログラム全体を通して、「繋がり」を感じました。
どこかそっけなさを感じていたオンラインも、しっかり全員の表情が見えたり、1人1人の話をじっくり聞いたり、より相手の理解が深まって、距離が近づいたきっかけになったと思います。
(3年 浅野)