2021年3月16日、例年よりかなり早い桜の花の便りが届く中、90名の心理学科生が卒業の日を迎えました。
人見記念講堂にて挙行された大学全体での卒業式では、学位記授与、学長式辞、理事長・総長告辞、卒業生である光葉同窓会代表の方によるエジプトからのビデオメッセージでの祝辞、在学生代表学生送辞、卒業生代表学生答辞と続きました。
新型コロナ感染対策のため、例年より時間を短縮したものとなりましたが、校歌、祝歌など歌声が響く中、式典は厳かに執り行われました。
大学全体での卒業式に引き続き、心理学科での学位記・各種賞状授与式がグリーンホールで行われました。
コロナ感染対策として、こちらでも卒業生は千鳥格子状に着席です。
(心理学科 学位記・各種賞状授与式)
クラスアドバイザーの教員が一人ずつ呼名し、改めて学位記「学士(人間社会学)」が授与されました。
アカデミックガウンと角帽姿の卒業生が、一礼して応えます。
続いて、成績優秀者に対して贈られる学長賞と学科長賞、4年間の恪勤や精勤を讃える恪勤賞がそれぞれに授与されました。
(学位記・各種賞状授与)
最後に、学科長が「大学生活において、またこのコロナ禍という状況において、出会った数々の困難や課題にくじけず、しなやかに対応してこられたその経験を存分に発揮して未来に進んでいってください。」と式辞を述べ、学科の学位記・各種賞状授与式が終わりました。
(学科長式辞)
授与式の後は、ゼミ別に、感染対策をしながらの記念撮影です。
いつものようには、おしゃべりはできませんが、ゼミの仲間と教員とが想い出を作る貴重な機会となりました。
黒一色のアカデミックガウン姿が、卒業生の笑顔を一層際立たせていました。
卒業生の皆さまの前途が健やかで、幸多きことを心よりお祈りいたします。
(学科長 田中奈緒子)