2021年度 実践科目「心理学総合演習D」手作り工作を通じた遊びの支援活動報告

昭和女子大学の心理学科には心理学総合演習という特色ある科目があります。

この授業では、さまざまなプロジェクトでの活動を通して、普段学習している「教室」という枠を超えて、心理学を社会に活かす方法を体験的に学習します。
心理学総合演習については大学HPのトピックスに掲載された記事もご覧ください。
【授業・学生の活躍】教室から社会に心理学を広げる「心理学総合演習」

心理学総合演習Dの「手作り工作を通じた遊びの支援」グループでは、昭和アフタースクールに通っている小学1年生の子どもたちとの「夏休みスペシャルイベント」を企画しました✨

心理学の活かし方を体験的に学びます

イベント当日は昭和女子大学内にある体育室で、

  • ブーメランや紙とんぼを作るブース
  • 的当てゲームをするブース
  • 折り紙をするブース

を設けて、子どもたちにそれぞれを教えながら、たくさん関わることができました。

紙とんぼ・ブーメランのつくりかた
(ご家庭でぜひ作ってみてください💡)

密を避けるため、それぞれのブースでの人数制限はありましたが、子どもたちにとても楽しんでもらうことができました。

紙コップやマスキングテープ、シールなどで作るブーメランは一人一人の個性が出ていて、皆さんとても可愛く仕上げることができました。

顔を書いたり、名前を書いたり、キャラクターを書いたり、シールを貼ったりしたブーメランを「できた!」と嬉しそうに見せて報告してくれました😊

熱心に作成してくれました
テープやシール、マジックペンなどを使いながら
自分だけの作品を作っていきます

紙とんぼは、牛乳パック、ストロー、マスキングテープなどを使い作りました。苦戦しながら作っていましたが、出来上がった紙とんぼは、どれも同じものがない個性豊かな作品でした。

体育室では実際に作った紙とんぼを飛ばしました。

はじめは飛ばすことが難しかった様子でしたが、何回も飛ばすことでコツを掴むことができていました。飛んだ距離や時間などを競い合い、皆で楽しく遊ぶことができました。

それぞれの個性が感じられる作品となりました
コツをつかむと遠くまで飛ばすことができました

ブーメランで的当てをするブースでは、列ができる程人気でした。

皆さんが試行錯誤しながら的当てを頑張る姿や、段々上手に投げられるようになっていく姿を間近で見ることができました。

大人気コーナでした👀

折り紙では、本を見ながら作りたい作品を一緒に決めて作ったり、オリジナルの作品を作りました。

本を見ながら作ることはとても難しかったですが、みんなで力を合わせて作りあげていました。

作り終えた作品は、お互いに交換をしたり、好きなお友達にあげたりして、楽しむことができました。

お互い教え合いながら作ることができました

今回のスペシャルイベントでは、子どもたちと一緒に遊ぶことができるとても貴重な楽しい時間をもつことができました。

手作り工作を通して、子どもたちの豊かな心の世界に触れ、授業での学びを深める良い経験になりました。

教室では学べない貴重な体験ができました✨

(心理学科 3年 林・1年 鈴木)


これまでの心理学総合演習の活動はタグ「心理学総合演習」をご覧ください。