2021年度 公認心理師科目「心理実習」:生活心理研究所心理臨床相談室

昭和女子大学には大学院附属の研究機関として生活心理研究所があります。
概要―生活心理研究所:昭和女子大学HP

生活心理研究所附属の心理臨床相談室では,一般の方々に対するカウンセリング等を行っており,大学院生の臨床教育も行われています。
生活心理研究所心理臨床相談室

プレイセラピー用の部屋

公認心理師科目の「心理実習」でも,心理職の実践現場の1つとして心理臨床相談室の見学を行っています。

大学の中にありがながらも普段目にすることのない相談室の中を見ることで,大学院での学内実習や相談室での臨床実践のイメージがより具体的となったようです💡

今回も実習生に体験談を書いてもらいましたので,ぜひお読みください😊

今回の実習先は、私たちが普段通っている大学内に設置された相談室でした。これまで中を見る機会はなかったので、相談室内の構造や来談される方に対して、どのような配慮がなされているかを細かく見学したいと思いました。

実際にカウンセリングルームの中を見ると、まずは淡い色の絨毯や壁で刺激の少ない環境が用意されている点に気づきました。それ以外にも、検査をするテーブルは回答者が検査に集中できるよう囲いが設置されていることや、窓が二重窓になっていることなど、来談される方にとって居心地のよい空間であるように工夫されていると感じました。

面接室も見学しました

また、授業で学習した親子カウンセリングや心理検査、プレイセラピー(遊戯療法)などが実際に行われている現場を見学できたことで、臨床実践の場面をより具体的にイメージすることができました。今回の実習を通して、面接や検査のスキルを身につけることだけでなく、来談される方にとって安心できる環境を整備することの重要性を改めて感じました。

(4B 井出)

(「心理実習」担当教員)


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