昭和女子大学では,各学科ごとに「学寮研修」と呼ばれる宿泊型の研修を行っています。
今年度もオンライン実施となりましたが,当日までの準備について学寮委員長の石井さん(心理学科3年生)にレポート(前編)を書いてもらいました。
▶2021年度 学寮代替研修プログラム実施報告・前編
今回のレポート(後編)では,準備に準備を重ねた企画について,当日の運営の様子や,参加した学生からの感想をもとにその成果を報告してもらいました💡
第1部:「学寮ってどんなところ?」
第1部では、「学寮研修を後輩たちに伝える」をテーマに、映像やスライドをもとに学寮の解説動画を参加者全員で視聴しました。
具体的な内容ですが、まず開会宣言(学寮研修委員長・石井)から始まり、学科長メッセージ(松澤先生)のあと、学寮研修の解説をスライドで行いました。学寮研修の解説部分は副委員長が担当し、施設の概要や各種プログラムを紹介しました。
特に、伝統行事である「灯の集い」というクラス交流会があるのですが、そこで明かされたという衝撃エピソードのくだりは未だに忘れられません……(笑)。
このようにさまざまなプログラムがあることで、普段は知ることができない一面を知るきっかけにもなっており、親睦を深め合えるのも学寮研修の魅力の1つとなっています。
スライドによる解説の後、実際の学寮施設を動画で視聴しました。
各学寮施設の職員さんに作成いただいた紹介動画をもとに、3年生の私たちが参加した時の写真も加えて、編集を行いました。
第2部:「何ができるかな?」
第2部では、「“新しい学寮研修”を考える」をテーマに、各学年2,3人で構成される異学年混合小グループに分かれてグループワークを行いました。
オンライン上でグループに分かれた後、異学年同士だとお互い知らない人も多いため、まずは異学年交流を目的に「大学生活」をテーマにしたお絵かき伝言ゲームを行いました。
ほぼ初対面だったにもかかわらず、私の班では大いに盛り上がり、なんと2ラウンド目に突入するほどでした。その結果、この後のディスカッションの時間が迫って焦りましたが……。その後、聞いたところによると、かなり好評だったとのことで結果オーライでしょうか(笑)
異学年交流ゲームにより場があたたまったところで、今後の学寮研修で行いたい企画について、自由にディスカッションを行いました。
1,2年生にとっては行ったこともない学寮研修の内容を考えるため、意見が出るか心配でしたが、学年を超えてさまざまなアイデアが挙がりました!
例えば、
- 広い敷地を活かした運動会やオリエンテーリング
- 異学年混合チームでのプロジェクト
- 海や森の中で過ごすことの心理的効果の検討
- 音楽セラピー
- キャリア支援プログラム
などなど、私が司会を務めたグループだけでも本当にさまざまな意見が出ました。今後の学寮研修が楽しみになりますね😊
プログラム全体を通して、
異学年と関わることがほとんどなく不安だったが、自己紹介で緊張がほぐれました。学年交流ゲームを通して距離が縮まり、学寮でやってみたいことも、緊張せず思ったことを言え、温かい雰囲気でよかったです。
学寮は、堅い雰囲気の施設やプログラム内容を想像していましたが、施設はとても開放感のある明るい室内で、写真に写る先輩方も楽しそうに笑っていたので、学寮研修に対する緊張がほぐれました。
などの感想が寄せられました。
また、
・私も来年、学寮研修委員に立候補して学科全体が楽しめるような計画を立ててみたいです。
という感想もあり、とても嬉しく思いました😊
来年度の学寮研修が楽しいものになるよう、3年生一同応援しております!
最後に:学寮研修委員を代表して
学寮研修委員の皆さんには夏季休暇中や後期開始直後の忙しい時期にもかかわらず、会議のために何度も時間を割いてもらいました。また、プログラム直前には委員以外の人にも打ち合わせのために集まっていただきました。
改めまして、準備をしてくださった皆さんに感謝申し上げます。
(学寮研修委員長 心理学科3年生・石井)